目次
ハクモクレンの太陽に透けて見える透明感のある白色…
それが撮影のポイントだったのだけれど、
難しい…
もともと僕は、
商業カメラマン志望だったの
しかし、
色、
センス、
繊細さ…
僕はそれが苦手で、
それで
ルポルタージュの方へ移ったの…
色 本当に難しいんだから…
例えば、
カーテンウォール
スタジオで撮るのだけれど、
フイルムのエマルジョン(製造ナンバー)を揃え、
ライティングを完成させて、
スライダックス(調光器)で、
キッチリメモリを合わせて
同じレンズ、
同じ露出で撮るのだけれど、
A、B、C…
微妙に色の出具合が変わってくるのである。
先輩たちは、
それが直観で分かるのか、
微妙に絞りを変化させているのだと思うが、
出来上がった写真は、
キチッと色が統一されているのだけれど、
僕のはバラバラ、
これではカタログに使えないよねぇ…
物の配置 見せ方 カメラアングル…無理と思ったねぇ
例えば料理
盛り付けが実にうまい
物撮りといって品物を撮るのでも、
配置、
見せ方(角度)
カメラの角度が全然違うの…
で、
「これは僕には無理」
そう思って商業写真は諦めたの…
その点、
雑誌のグラビアは、
自分の感性で通用する世界だったから…(笑い)
でもね、
スタジオ経験は今、活きてるよ…
スタジオ2年位はやっているから(笑い)
基本は知っているから
ストロボ撮影に徹して何とかやってはきたし…
(フリーのカメラマンは依頼されたらなんでも撮らなければならないから)
しかし、どうにも苦手意識があってね…
それで、
雑誌の仕事を中心にやってきたのだけれど、
時々、
スタジオ時代のことを思い出して、ね……
ハクモクレンの白い花を見た瞬間に
「ハクモクレンの白色と太陽に透けた透明感が勝負…」
そう思って撮ったのだけど、
思い通りには、
なかなかいかない…(笑い)
それでも、本人は
「スマホでこれだけ撮れれば十分」
と思ったりしているんだけどね…(笑い)
だって使うのはイメージだし、
頼まれたものではないし…
自分で
「よし」と思えばいいんだもんねぇ…
だから、
現役を退いて
(自然に仕事がなくなったんだけれど)
愉しんで写真が撮れるようになったの…
そうしたら、
写真を撮って
そこに雑文を載せるのが楽しくなってね…
それで電子書籍に目を向けたの…
電子書籍なら、自分でやればタダだしね…
版元(出版社)いらないし、
KindleのISBN(書籍コード)がついてAmazonで売れるので、
高いお金をかけて自費出版するよりはいいと、
僕は思っているの…
元編プロの代表取締役
僕の場合は、
編プロやってたから、
出版のノウハウはあるのだけれど、
最後の最後の電子書籍にするのが出来ないから「豆しば書房」さんにお願いしているのだけれど、
編集、
構成、
校正
デザイン
レイアウト…
キッチリとやってくれるし、
文章の乱れなんかも直してくれるし…
本当に助かる
ペーパーバックいいねぇ
電子書籍も最近はペーパーバックで
オンディマンド印刷だけど、
キレイに仕上がるし、
本当に本当に本当に…
いい時代が来たな━そう思って撮影を楽しんでいるのである。
今回のペーパーバック、
「写真集 般若心経」
(まめしば書房編集、構成、デザイン、レイアウト 校正)
カバンの中に入れといて
「これ出したばかりなの」
そう言って見せると、
みんなとても興味を持ってくれるの…
そう、
だから、
コミュニケーションツールとしても、
とても重宝してるの…
そんなことをしてたら、
「ホームページ作って」という話が来たりしてね…
やっぱり、
社会と関わっているとウキウキするよね…
こうなるとやっぱり時間が欲しいから
アドセンスの資格を活かしてと考えちゃうよね…
アドセンス
大体コツは分かってきた。
爆発するのは遠くはないと感じられるようになってきた。
少し、ネジを巻いて頑張ろう…