フォトエッセイ

ムクドリかわいいのに今や街の嫌われ者 群れる習性が原因らしい

投稿日:

可愛いのにムクドリ害鳥なんだって

黄色いクチバシでキョロキョロしながらエサを啄んでいる姿、とても可愛いだけど、
群れる習性があって、夕方になると、電線などにいっぱい集まってくるから、糞の量も凄いことになる。
鳴き声だって一匹や2匹なら大したことではないが、一斉に飛び出せば、空が暗くなる程の数で合唱されると、そりゃうるさいはね…
そんなこんなで、今では害鳥といレッテルを貼られているらしい。

私たち一体、どこに住めばいいのよ(ムクドリ)

でも、ムクドリに言わせれば、じゃあ、私たちどこに住めばいいのよ━ということになるのだけれどね。

ムクドリについて調べて見ると

ムクドリ
椋(ムク)の木の実が好きだということから、ムクドリと呼ばれているのだけれど、これが正式の名称。

地方によってはモズ、ツグミ、ヤマスズメなどさまざまな名前で呼ばれていると。

雑食性で、木の実に限らず種子や、果物や虫などいろいろな物を食べるらしい。

ムクドリ
高い山よりもむしろ、ひらけた場所平野の田畑や市街地に生息している。

一夫一婦でつがいとなり、両親で子育てをし、集団をつくって生きるらしい。

 

かつて農家ではムクドリは、虫を食べてくれるありがたい鳥だったのである

そんな性質の鳥だから、かつて、農薬のない時代には、
田畑の虫を食べてくれるムクドリはありがたい存在だったのである。

ちなみに、ムクドリが一年に食べる虫の数は、百万匹以上だそうで、

当時の人々は、虫を食べてくれるムクドリが大好きだった

だから、秋になって田畑の虫が少なくなると、農家ではムクドリのために実った果実をわざと収穫せずに残しておいたという程、良好な関係だったのである。
ところが環境が変わり、田畑が減り、農薬などで虫を退治するようになると、ムクドリの助けはいらなくなってきた。

田畑が減り、果実なども減ってくると、ムクドリも、生きるためにエサのある、市街地にやってくる。
市街地には街路灯などもあって、ムクドリも、明るくて眠れなくなるから、夜通し、鳴き声を発するという状況になって、さて さて さて━という状況になっているのだ。

「あっウンが来た」なんて、もはやそんな状況ではないらしい

歩いていて、ポトンと来たりすると、
「アッ ウンが来た」なんて言ってられないよね、みんな最近お洒落だし、高給な服着てるから…。
傘持って歩くか、
それも煩わしいよね。ということで問題になっているのである。
こういう問題、どうやって解決するんだろうね、写真を撮っているだけの僕なんかでは、見当もつかない。

 

 

 

 

 

 

-フォトエッセイ

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

ザ・ミュージカル そんな感じ

目次歌って踊って楽しそう小林由美子さんという人リズムは見る人の心を惹きつけるのである 歌って踊って楽しそう ハハ、なんとも楽しそうだね、歌って踊って… 「スティノグロティス・ロンギフォリオ」という名の …

何か気配を感じたと思った瞬間にパシゃと音を立てて鴨が着水。その瞬間に指が動いてたんだね、写ってた。

目次アッ 撮れてる奇跡だ無茶でもなんでもいい、アッと思ったらとにかくシャッターを押す舞台裏という言葉が触発のキーワードとなって、また、思い出の連鎖が始まった。苦い思い出もある。何かをやって、他人からお …

スマホカメラ面白いね、便利そうだから、練習してるの

目次最近、スマホのカメラ練習してるの直観的写真というか、こんなに面白いんだったら、もっと早くにやっておけば良かった(笑い)ポケットからシュっと出して、パッと撮る。今、気づいている不満な点は 最近、スマ …

紅葉と書くともみじのこと。では黄色い葉っぱは、黄葉(おうよう)でも、これももみじのこと、ウーン、難しい

目次紅葉と書くと もみじ 黄色い葉っぱは…紅が好きか黄色が好きか…そうか、骨組み、やっぱり大事なんだやっぱり、本物、一味違う 紅葉と書くと もみじ 黄色い葉っぱは… 黄色い葉っぱが鮮やかで美しい。 で …

歌は楽しい、もはやそれは、古き良き時代の思い出か

目次歌は楽しい いいねぇこの状況は、かつてのインパール作戦と同じ状態インパール作戦は、始めたこと自体がすでに失敗だったもはや、自分の命は自分で守るしかないという状態 歌は楽しい いいねぇ こういうのを …

広告


 

名前:クボッチ

写真好き トレンドを中心に書いていきます