フォトエッセイ

メラストマ ノボタンと言われても、アッそうと言うしかないんだけれど、色がいいよね

投稿日:

目次

ピンクというか、紫というか、色に魅せられて撮らされてしまったという感じ。

想像しているのは、着物の帯。
普通の人では無理だな、
やっぱり、粋筋の人なければできないね、
お茶をする人、お洒落で着物を楽しむ人、仕事で着物を着る人…
それぞれの世界でそれぞれの着物の着方があるらしい。が、粋筋の人の着る着物の着方は一味違う、そんな気がする。

着物を着こなすためには年期がいるらしい

尤も値段も違うんだろうけど、身体から作ってきている(なで肩で独特の身体になっている)から、一味違う━と、僕は思っているのである。

そういう人(女性)が、こういう帯を締めたらそりゃ粋だよね、想像しただけで、ゾクっとするものがある(笑い)

思うに、帯とは、動くシルクのキャンバスで、帯こそ芸術と僕は思っているのである。

着物を着るというのは、職人が精魂込めて作った芸術を、よりよく見せるためのモデルとなるわけだから、そりゃ覚悟がいるよね。
こういう人にお酌をされながら、
「信州信濃の新蕎麦よりも わたしゃあなたのそばがいい」なんて言われたりすると、そりゃもう黙っていられなくなるよねぇ(笑い)

いいね、男なら一度は、そういう遊びしてみたいよねぇ…

でもね、粋筋の人の話によると、男が女に使うお金は、男が男に使うお金に比べたら大したことではないらしい…

遊びの世界は奥が深すぎて理解に苦しむ…
でも、男である以上、そういう世界も一度は除いてみたいよね…(’笑い)

花からとんでもないことを想像してしまった。
想像のことを妄想というらしいが、
目を瞑ってそんなことを考えていたら、テレビなど見ているよりも余程か楽しい。

-フォトエッセイ

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

独り身、調理器具もないのに、旬の筍を見ると、つい買ってしまった。

目次 筍にはなぜか郷愁がある 昨日、安売り屋の前を通ったら、筍が。 一本400円。 安い、そう思った瞬間に、もう手にとって、レッジに向かっていた。 「OHクボチン、レンジしかないのにどうやって煮るの」 …

どう、これ… なに、撮れって誘てんの…

目次 なに、それって、誘ってんの 「サーお撮り」 「随分慣れてるねぇ」 「アッ そうなんだ、モデルなんだ」 「いいよそのポーズ」 「オーそれそれ、もうちょっと横向いて うんいいよ ソレソレ、よっしゃい …

シロシマウチワ

目次 シロシマウチワ 和名はクリスタリヌム エッ 和名だよね、 和名ということは日本の名前だよね、なんで英語なの。 英名は Anthurium crystallium クリスタリヌムの前にアンスリュー …

おもろい顔、面白い顔ということなんだけど、おもろいは標準語? 

目次 おもろい顔 「面白い顔」というより、この写真の場合は「おもろい顔」の方がピンとくる。 調べてみると、「おもろい」は大阪弁だった。 なぜなのかよく分らないのだけれど、僕の使う言葉に大阪弁が多く含ま …

ダリア ラベンダースカイ 大輪の華やかさが人気らしい。

アッいけないダリアだったね、
そこにオリジナル性が残っているのかどうかは知らないけれど、「美しい花」という意味においては、そういうことはもはやどうでもよくて、それを見た人が「美しい」と感動すれば、それが花(華)なんだよね、と僕は思う。
そして、写真とは、その美しさをどう伝えるかということだと思うけれど、なかなか難しい。だから、何回も何回も、年年歳歳、その季節がくれば、その花を撮っているのだが、
「よっし」というのは、なかなかできない。