フォトエッセイ

雪の下名前がいいよね、葉をおひたし 天ぷらにして食べると美味しいらしい。

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夏なのに雪の下

一昨日の日曜日、高尾山で。
雨が降る直前の薄明りの中で、白い花が印象的だったのでつい。
「アッ 雪の下」
一緒に行った元カミの、そんな声につられて見たのだが、
儚くて、しかし、しっかりと自己主張している、そんな印象を得て撮ったのだが…

しかし、この写真を選んだのはいいが、何を書こうかと、検索かけたら、
「どうして食べる」という情報がたくさん。
調べてみると、通販などで売っているらしい。

ところで、ネーミング、なぜ雪の下、そう思って調べてみると、

「雪が上につもっても、その下に、枯れずに緑の葉があるから」という説、
垂れ下がった花弁を舌に見立てて「雪の舌」とする説など、いろいろあるが、
「舌」というのは、僕のイメージではそぐわないのでここでは却下(笑い)

ついでに花言葉を調べると、「深い愛情」というのがあった。やっぱり、控えめだが、その姿は強くてしなやかという印象があると。

こんな説明もあった

「他の花が好まない場所でも育つ強さを持ちながら、株姿花は控えめなユキノシタは、耐え忍ぶ芯の強い女性を思わせ、古くから和歌などの題材にされてきた」(horti.jp)

ついでに和歌を検索すると

「下もゆる 雪まの草のめづらしく わが思う人にあひみてしがな」(和泉式部)というのがあった。
今日は、いい勉強をさせてもらった。
ユキノシタ もう決して忘れない…

 

 

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国土地理院では

「滝とは、流水が急激に落下する状態、瀑布(ばくふ)ともいう。普通は、高さが5メートル以上で、いつも水が流れているところ」としているらしい。

瀑布とは、水の落下が白い布のように見える様子を表わした言葉。

写真では、この水の流れ方を、どのように表すかと考えて、シャッタースピードを決める。
たぶん、この写真は30分の1秒位(水の流れ方から判断して高速になればなる程、流れは止まって点になる。
反対に、スローシャッターになればなる程、布のように白くなる。

タイトルの「滝」と「瀧」の違いは
ヤフー知恵袋のベストアンサー選ばれた解答によると
「滝」の方が古く「瀧」は後からできた字なのだそう。
タキは「竜、龍」という字に「さんずい」をつけたもの。
「竜」と「龍」「竜」が古く「龍」は後からできた字で意味も読みもまったく一緒。

基本的には「瀧」が基本で「滝」は古字とされているのだそう。
日本語って、本当に難しい。

滝と言えば滝行
昔、なんの雑誌だったか、
「久保さん、身延山に行って、女性が滝行している写真を撮ってきて欲しいんだけど…」
「エーと思った」が言われれば行かないわけにはいかない。
夜中に車を走らせて、その滝のあるところまで行った。冬だった。
待てど、待てど、人はいない。
「こんな寒い時に、瀧に打たれる人なんかいないよなぁ」
しかし、仕事、待って、お願いして撮らさせてもらうしかないのだ。
時計の針はもう、12時を廻っている。
しかし、しかし、しかしなのである。
「ウーン、これはもうダメだな」
そう思った瞬間だった。
30歳位の女性が現れて
「朝からずっとここに居ますけど、何してるんですか」と声をかけられた。
で、事情を説明すると
「私でよければやりましょうか」と。

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名前:クボッチ

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