フォトエッセイ

ヘリコニア まるでオウムの嘴 鳥によって受粉する鳥媒花なのだそう

投稿日:

目次

なんか、ピカソの絵を見ているみたい。

シンプルだけど、中にはいろんな哲学が詰まっているから、強烈なインパクトで何かを訴えてくる。
もしかしたら、その日の気分によって、語りかけてくる内容が変わってくるのでは…そんなことを意識して描かれた作品。
僕にはそのように思えたのである。

デザイン画として見ても面白いよね

そういう目でみると、すぐに思い浮かぶのはアンリ・マティス
シンプルな色とシンプルな描写を追求した画家は「色彩の魔術師」という異名を持っている。

こういう絵、好きだな。

アッ、これ植物だった。
見ているうちに、絵を見ているような、そんな感覚になってしまった(笑い)
この花、見た瞬間に、ピピッと何か刺激がきて、
「こう撮れ」というので、素直に、声に従って撮ったら、こういう絵ができたの。
そう、撮らされたの。
とっても気に入っている。

一見、オウム、でもこれ花なの。

こういうのが沢山できると、楽しいよね。
そう言えば、昔読んだ本の中に、仏師は木の中にある仏像を見つけて、それを取り出してているというのがあって、感動して読んだことがある。が、カメラも一緒で、自然の中にあるアートを映像として定着させることに面白さを感じるようになったのは、もしかして成長?なのかな(笑い)

ねじ伏せるよりも、発見して、それを映像として記録に残す楽しみ

そういうのを意識してコレクションするの、とっても楽しい。
カメラを持って、散歩して、ハッと思ったら立ち止まって、会話して
「うん、それいいね。それいただき」
そんなことをブツブツいいながら、シャッターを切るのが楽しくなってきたの…
デジタルカメラって本当にいいよね、なんたって、その場で、撮った写真が確認できるんだもの…

ヘリコニア

オウムバナ科の植物の総称で熱帯アメリカから南太平洋諸島に分布しているらしい。ハチドリと仲がいいらしい

 

 

 

 

-フォトエッセイ

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

葉っぱの名前はわからないが、逆光で透けて見える、その美しさ、美しい色に惹かれて撮ってみた。

目次 逆光で透ける葉っぱ、その色に惹かれて 公園に行く度に見て、 「撮りたいなぁ」 と思いながら、自分がイメージする写真に、なかなかなってくれないいので、諦めていたのだが、やっと、これならと思えるのに …

美味しい蕎麦と美味しい酒、そしてレンゲショウマ

目次 レンゲショウマ 毎年の楽しみなのに今年は断念(残念) 毎年今頃、早朝に新宿を出て青梅に行き、 そこで電車を乗り換えて、古里というところにある藁葺き屋根の古民家のお座敷で、蕎麦がきと稚鮎、舞茸の天 …

小玉スイカ ひとりじめ 甘くてとても美味しいブランドスイカなのである

目次 人気なんだってね、小玉スイカ 「ひとりじめ」 そんなこととはつゆ知らず、いつもの店(安売り)に行ったら、何気なくひきつけられて そう、ネーミングが気に入ったのかな、「ひとりじめ」 帰って調べてみ …

「ドローイングとは何か」展、東京都美術館に展示された北原かずこさんの作品

目次 知り合いの画家の作品(鉛筆一本で描いたドローイング) 会場で係の人に「撮っていいですか」と尋ねると、 「どうぞ」というので撮らせてもらった。 しかし、ライティングもなにもしないでの撮影なので、記 …

ヒヨドリ なんとなく緊張感が。だってもうすぐ、赤ちゃんが出てくるんだもの。

当然のことながら、卵を産むのはメスで、温めるのもメス。
では、オスは何してんの…
心配ない、メスのためにエサを運んで、ちゃんと協力してるから…
もしかしたら、僕より立派かも(笑い)
僕なんか、大事な時に居たためしがないと、随分言われたもの…
昭和の男はみんなそうだったと思うけどねぇ(僕の勝手な思い込み)
それでも、昭和も終わりの方になると、
「あいつ、カエルコールしてるぜ」
なんて、みんなで笑ってたりしたんだけどね、今は育児休暇を男がとる時代だから…ねぇ
そういう意味では、鳥の方が、夫としての役目果たしているから立派かもしれない。