コラム 写真エッセイ 雑記

なんとなく生け花 

投稿日:

生け花、そんな感じ。

生け花、活け花…
花道、華道…
いろんな呼び方があるけれど、違いは何…
フッと、そんな疑問が頭にに浮かんだので、調べてみた。
同じことを思う人がやっぱりいるんだね、それを書いている記事があった。
タブレット、本当に素晴らしい。

「生け花と活け花の違いは何」

そんな質問に対してのベストアンサーは、
「華道を表現するのに正しいのは“生け花”です。元は“生花”といい、仏様に供える花のことで、殺生をしない為に生きる花を供えたのが始まり。
水盤を宇宙に見立てて、天地人を表現することです(=華道)」(馬鹿の一つ覚え)と。
なる程、そういうことなのか…

では、華道と花道は…

「生け花、華道は単なる技芸としてではなく、人間としての修養の面を重視した呼び名。
一方、“花道”はカジュアルな印象。どちらを使っても間違いではないが、広く使われているのは、華道の方」(大辞林第三版)

へー そうなんだ。
ということは、「生け花」で「華道」なのだ。
ブログのお陰で、ひとつ賢くなった。

生け花 華道、これを見るの、僕はとても好きなの。

なぜ…
同じ花でも、花器、入れ方、組み合わせ方で、全く別の宇宙空間がそこにできるのを見ると、つい感動してしまう。
そして、例えば床の間などに生けられた花を見ると、深い何かを感じて、まさに「禅」という漢字が浮かんでくるのである。

禅とは何か

禅とは、精神を統一して心理を追求するという意味のサンスクリッド語を音訳した「禅那」(ぜんなの略)

鈴木大拙という人が書いた本、何冊か読んだ記憶がある。
確か、「禅」という本だったと思うが、
「弓道こそ禅」というような解説が、記憶のなかにとどまっている。
そのポイントは、何十メートルか離れた小さな的の真ん中に放たれた矢を当てるのが弓道。
的を見て射たのでは当たらない。
ところが、修業した人(精神統一)ができると、目を瞑って射ても、矢は的の真ん中を射抜くことができるというところ。
ボーリング、ビリヤード(四つ玉)いろいろやって、すべてはそこ(的を見ないで、近くのポイントを見る)に通じると思ったので、よく記憶に残っているのである。

写真は皇帝ダリアなのだが、このパターン、なんとなく「生け花」そう思ったので、そういうイメージで…
いい写真かどうかと言われれば、「サー」というしかないのだが、お気に入りの一枚としてコレクションに加えたのである。

-コラム, 写真エッセイ, 雑記

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

おもろい顔、面白い顔ということなんだけど、おもろいは標準語? 

目次おもろい顔マルハチシャノキという木の実なんだけど、ヒョットコの顔に見えたので、一枚、撮らせていただいた本当に「面白い顔」アッ イヤ「オモロイ顔やな」、つい笑いが出るがな…おかめ ひょっとことは お …

なんとなく寄せ植え、そう思って撮ったんだけど

目次OH素晴らしい寄せ植え花を楽しむ方法はいろいろ、寄せ植えとは、ネットで調べてみると OH素晴らしい寄せ植え 夕方、カメラを持ってブラブラしていて偶然見つけた風景。 「なんと、自転車をモチーフにして …

阿佐ヶ谷駅前パールセンター 見慣れた風景でも角度や時間によって新鮮に見える。感覚って本当に面白い

目次この時間、この角度で、この風景を見たのは初めて面白いね、風景って、「こんなもの」と思っている風景が、角度や時間によって、まったく別の風景に見えるのだから…「もしかしたら、これは貴重な発見?」その頃 …

秋を感じようと、好きな散歩道をちょっと歩いてみた。これ、大都会新宿の風景なんですけど

目次ここ、新宿御苑の脇道 ここを僕は勝手に哲学の道としているのである歌を聴きながら、情けない奴と思いながら、なぜか聴いている僕もおかしいヒンヤリと冷たい黄昏の秋の風の中で、非日常的な土の道を歩ていたら …

ガラスについた水滴がつくり出す幻想の世界

目次外は雨、ガラスについた水滴が…なんとなく幻想的雨、霧、雪、夜、逆光…一般的に悪条件と言われるものが、作品作りには好条件になるああ、詩心があったらなぁ 外は雨、ガラスについた水滴が…なんとなく幻想的 …

広告


 

名前:クボッチ

写真好き トレンドを中心に書いていきます