フォトエッセイ 写真エッセイ 雑記

東京の河 武蔵五日市 駅の近く 

投稿日:

武蔵五日 秋川、数馬への道…

よく車で走った。
檜原村
その頃は東京都に残された唯一の村(離島は除いて)と言われていたけれど、今もそうなのかな?

随分とお世話になったインテリ夫婦が
檜原村の数馬という所の川沿いに別荘(廃屋を借りていた)を持っていて、僕は、自由に使っていいということになっていたので、
子供たちを連れてよく言った。

沢小屋

そうそう、「沢小屋」
思いだした。
東京都の森のちょっと下、
白樺食堂という、食堂があって、
その横の山道を少し歩くと、沢が流れていて、
景観のいい高台に建っていた、赤い屋根の小さな家。

だるまストーブのある風景

台所のある広いスペースにはだるまストーブがおいてあって、薪を燃やすの。
夏でも、雨が降ればストーブがいるというところだから、ストーブのある部屋の印象が特に強い。

ストーブを燃やせば煙が出るから、来ていることが分かる。
しばらくすると、
大きなザルに、キノコなど、山菜を沢山入れて持ってきてくれるの。
僕たちは、ちょっと下にある釣り堀に行って、鱒をつり、調理してもらったのを持ち帰って、河原に出てバーベキューをするの。

休みと言えば、そこに行っていた

週末、長期休暇、ほとんど行っていたから知り合いも多く、本当に楽しかった。
しかし、いつ頃だったかな、
「都民の森」をつくるために木を切ったからだと思うが、鉄砲水が出て、その小屋はつぶされてしまったの。

竹で弓を作ったり、竹とんぼをつくったり、沢蟹をとったり、昆虫の写真を撮ったり、上の有料道路をちょっといった所にあるダムにドライブにいったり、本当に楽しかった。
そう言えば、この有料道路、
ライダーたちに人気で、「街道レーサーの集まる場所」として、漫画などにも随分出てていた、そんな記憶もある。
なつかしいねぇ…

しかし、五日市は車で走り抜けるだけだから、こんなにゆっくり見たのは初めて

水の流れる風景、いいねぇ、
いつまで見ていても、飽きることがない。
水は命の源、
水のあるところを求めて、僕たちの遠い遠い、はるかに遠い先祖が暮らしていたところ。
もしかしたら、DNAの中にそういう記憶があって呼応しているのだろうか…

たった数時間の小峰公園のセリバオーレンの撮影から始まった旅だったが、本当に楽しかった、
バスの中にスマホを忘れたり、いろいろあったが…
あれからも1週間、
脚の痛みもすっかり消えてとても快適、また行こう…
そう、小さな旅を楽しみに…

-フォトエッセイ, 写真エッセイ, 雑記

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

なんということのない風景なんだけど、

目次平凡な風景もたまにはいいかそして自分で新聞を作って例えば 平凡な風景もたまにはいいか なんていうことのない風景なのだけれど、前面の木の枝と、黄色い葉っぱが何かを感じさせたんだね なんちゃって、まる …

蕎麦と花と登山靴

目次レンゲショウマ 花言葉は「伝統美」あ〜っ 靴の裏が剥がれた、どうしよう…退化劣化した靴底は接着剤が着かないんだって備えあれば憂いなしで 先に予防措置を施す丹三郎蕎麦屋をちょっとだけ紹介蕎麦がきを肴 …

バレリーナ エトワールなの フクシアジョイパットモアというチーム   

目次バレリーナには いろいろ階級があって、エトワールになるのは大変なの 苦しくても、それを感じさせないで、いかに優雅に楽しく見せるか、これが勝負なんだフクシアの歴史を調べてみると バレリーナには いろ …

葉っぱ

目次自然の作るアート自然は最高のミュージアムひっつき虫をヒントにつくられたマジックテープ。なぜ、どうしては子供だけのものではない。大人になってこそ、必要なのだ 自然の作るアート 面白いよね、この模様。 …

おもろい顔、面白い顔ということなんだけど、おもろいは標準語? 

目次おもろい顔マルハチシャノキという木の実なんだけど、ヒョットコの顔に見えたので、一枚、撮らせていただいた本当に「面白い顔」アッ イヤ「オモロイ顔やな」、つい笑いが出るがな…おかめ ひょっとことは お …

広告


 

名前:クボッチ

写真好き トレンドを中心に書いていきます