藤は春の花の代表花
古来より、愛されてきた花で、古今集や万葉集などでも随分詠まれているらしい。
特に紫の藤は、高貴な色とされており、「藤色」という言葉は、平安時代につけられた色の名前とか。
藤の名所で有名なのは、
牛島の藤(埼玉県春日部市)
春日野の藤(奈良春日大社)
野田藤(大阪府福島区)
は、日本三大名藤と言われており、季節になると多くの観光客が訪れるらしい。
最近 有名なのは、足利フラワーパーク。
写真の白藤も、そこで撮ったもの。
藤の写真はいろいろ撮っているが、最も好きなのが、この写真なのである。
藤は女性 男性は松、昔からそう言われていて、藤と松は近くに植えられてきたらしい。
藤は豆科の植物で、油との相性がよく、天ぷらにして食べると、美味しい━のだそう。
紫色の藤は、確かに美しいが、
この花(写真の白藤)を見て以来、藤は白がいいと、僕は思い込んでしまっているのだ(笑い)
ちなみに、白い藤は、藤色の蝶形花より遅れて咲くらしい。
晩春になると短いつるにつけたつぼみがふくらんで、白い花が長く垂れ下がった花房の基部から次々と優美に咲く白藤、「藤」という花の名前は、その藤の花が風に吹き散ることから名づけられたものという説明があったが、僕には、その関連が理解できてないので、
「そうなんだ」というしかないのだが…(笑い)
白い藤につけられた花言葉「決してして離れない」というのは、
春に山の木につるでしっかりと絡みついて登り、遠くからもよく目立って美しい花房を垂らして咲く姿からつけられたのでしょう━と、
これも、同じく
「そうなんだ」という相槌で答えるしかないのだが…(笑い)
今も時々歌う「女学生」という歌
「薄紫の藤棚の 下で歌ったアベマリア…」
確か僕が高校1年生頃だった。
中学校の体育館でバレーボールしていて、いい玉が来たのでスパイクをしようと飛び上がったら、僕が好きだった子も同時飛びあがって、体をのけぞらしたまま、正座の形でドスンと床に。
だって、僕がスパイクしたら、その子の頭を思いっきりたたくもの、
その時、衝撃で、左足の踝(くるぶし)のところの腱が、骨を引きちぎって、手術で入院
その時、ベッドで、ラジオで聞いていたのが、この歌。
いいね、青春時代の歌、
お客が誰もいない時、時々、カラオケで歌うことがある(笑い)
「赤いカバーのラケットを、小脇にそっと抱えてた、君は素敵な 君は素敵な女学生」