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アケビ、これ、どうやって食べるの
アケビは秋の果物。旬は9月から10月。
昔から日本に自生している秋の果物で、中の白いところをスプーンですくって食べると、ネバっとして、すっきりとした甘さが口の中に広がる。
果肉の中にある黒いのは種、これは吐き出さなければ
アケビは昔から日本に自生している秋の果物。流通量が少ないので食べたことがない人も多いと思うが、すっきりとした甘さで素朴な味わいがあって、
あれが好きという人も多いらしい…
アケビは楕円形で果皮は薄紫色(白っぽいものもあり)をしていて、熟すと表面が割れてくる。中にはゼリー状の乳白色の小さな果肉が詰まっているので、これをスプーンなどですくって食べるのだが、果肉の中にある黒い種は、吐き出さなければならない。
アケビは皮も食べられるらしい。
炒めて、味噌をからめる、キンピラにする、細く切って天ぷらに…
しかし、皮には灰汁があるので、一度お湯でゆでて冷水にさらして、あく抜きが必要とか。
僕は貰ったのだけれど、どこで売ってるのかねぇ、
旬の頃にはスーパーやデパートで売っているらしいが、季節限定で、販売期間は短いらしい。
値段は1個350円位(大きさや品質によって変わる)
有名なのは、山形県産とか。
ところで、アケビって…
漢字で書くと、木通、通草、山女、丁翁、通蔓草、朱実、決明美
いっぱいある。
が、よく使われるのは、木通。
生薬としても使うが、その時は、「もくつう」と読むのだそう。
なぜ、こんなにたくさんの字が充てられているのか、そこまではちょっと。
紫色に咲くアケビの花、見てみたい
「アケビの花の紫色に咲いている谷を越して…」と千曲川のスケッチの中で藤村が…
紫色に咲くアケビの花、みてみたいね。
アケビ、俳句にも随分読まれている
老僧に通草をもらふ暇乞 子規
烏飛んでそこに通草のありにけり 虚子
鳥つついて半うつろのあけび哉 漱石
僕もやってみよう、
アケビの実 人からもらい 秋を知る 雅督
どうかなハハハ