コラム フォトエッセイ 写真でつくる絵本

ラクウショウ 呼吸根というけれど、葉っぱじゃなくて、なぜ根なの

投稿日:2021年5月22日 更新日:

目次

これはねぇ、マニアックな世界のお話だから知らない人がほとんどだと思うけど…

実はこれ、

ラクウショウ(落羽松)という植物の呼吸根なの。

漢字で書くと、松という字がつているんだけど、松ではない。
メタセコイヤに似た植物で、ヒノキヌマスギ属の針葉樹で、
沼地に生え、幹の周りに呼吸するための呼吸根(気根)をつくるという植物らしい。

写真はその呼吸根。

だけどこれ、どう見ても、三国志の時代の会議の様子だよね。

「巷の様子はどうだ」
「もうダメです。もう限界です」

僕には、そんなような会話が聞こえてくるんだけど。

念のため、落羽松について、調べてみると、

湿地帯に生えると、土中の酸素が不足するため地上の酸素を吸収しようとする工夫なのだそう。

簡単に言えば、
根が水に浸かって酸素が不足するから、根の一部を地上に出して呼吸しているということか。

つまり、生きるための工夫らしい。

ちなみに、呼吸恨は、沼地に生えるラクウショウに限ってのもので、

沼地以外に生えるラクウショウには呼吸根はないらしい。

新宿御苑で、初めて遭遇した時には
「円空仏の博物館」
そのように思って、夢中になって写真を撮ったのを思い出した。

円空仏とは  

江戸時代の前期修験僧(廻国僧)・仏師・歌人で独特の作風を持った木彫りの仏像を彫りながら全国を旅したことで有名な円空が彫った仏像のこと。

円空は生涯で12万本以上の仏像を彫ったと言われてといる。

僕も、いろんなところで見たことがあるが、

粗削りながら、実に素晴らしく、

見るとつい、頭(こうべ)を下げさせられる威厳、尊厳、気品、風格、迫力を持っているのである。

その仏様がここに集まっている。
そう思うと、写真撮らずにはいられなかったのである。

写真は、その時撮った中の一枚。

なんか物語があっていいよね。
お気に入りの写真なの。

 

-コラム, フォトエッセイ, 写真でつくる絵本
-, , , , ,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

寒桜にメジロは僕の中では春の季語、しかし今年はなかなか見えない

目次 やっぱり今の季節はメジロだよね。 特徴は、目のまわりが白いこと。 一年中いるらしいが、寒桜の蜜を求めてくる、今の季節が撮りやすい。 ヒヨドリも寒桜の蜜が好きで、同じ木にやってくる。 自分より大き …

ヘマンサス(多分)それにしても大胆な写真 こう撮るしかなかったという感じ (笑い)

技術、そんなものは習うものじゃないんだよ。
あるレベルまできたら、これをこう表現したいんだけどどうするかというのは自分で考えるものだもの━といつも言っている。
そう言えば、文章も、手垢のついた言葉をずらずら並べても、人を感動させることはできないというのが、いろんな本の随所に書かれていた。
いかに表現するか、それを考えるのが、写真の面白さだと 最近僕はつくづく思うのである。

ヘリオトロープ 前にこの写真、一度出しているのだけれど、ちょっと気になることがあって、再び

目次 ヘリオトロープ 前にこの写真、一度出しているのだけれど、ちょっと気になることがあってね、それが書きたくて、再び登場願ったというわけ。 いったい、何が気になったのか?、 それは、漱石の小説「三四郎 …

オーガニック専門料理とドリンクのレストランカフェの中庭で手作りの物販というイベント

目次 11月9日土曜日、 練馬区上石神井駅の近くにある、 オーガニックの料理とドリンクを提供する、ちょっと贅沢な空間「Yume Mirai Cafe」 の庭に テーブルを並べ、 そこで、手作りのものを …

やっぱり見たら買っちゃった クワイ

目次 やっぱり見たら買うわな、クワイ ホッコリして少し苦みがあって、美味しんだよね…クワイ 買ったら調理しないわけにはいかないし、 芽を折らないように (今さら芽なんかどうでもいいんだけど、そういいな …

広告