つれづれ コラム フォトエッセイ 花ものがたり 雑記

冬の花 山茶花 お菓子を見ているみたい

投稿日:

目次

冬の花 さざんか、美しいね、まるでお菓子をみているみたい

和菓子屋さんのショーウインドウを見ていると、季節の花のお菓子が飾ってある。
お菓子だからもちろん細工物である。
色といい、形といい、上手いことつくるよね、へら一本での見事さについ見とれてしまうが、
近くの生垣でこの花をみた時には、逆に、お菓子が木になっているのかと思ってしまった(笑い)
ピンクの山茶花、いいよね…

この花を見ると、つい思いだすのが、「さざんかの宿」という歌。

「くもりガラスを手で拭いて、あなた、明日が見えますか」というフレーズ。
こんな文句、よく思いつくよね━と、感心する。
たった、23文字。
それで、情景、心情までが伝わってくる。
この花を見るたびに思いだす、忘れられないフレーズなのである。

小学校1.2年の孫が、どうしてこんな言葉を

「ねぇねぇグランパ、あそこの曲がり角にきれいな冬の花があるから行ってみようよ」
2、3年前、
「インフルエンザで学級閉鎖になって、○○が一人ででいるから、行ってやって」
元カミから、そういう連絡が来て、孫守りに行った時のこと。
孫のいう、「冬の花」とは、ピンクのサザンカのことだった。
「こんな言葉、誰に教えてもらったんだろうね…」
娘は、そんな情緒は持っていないし、ダンナはさらにである(笑い)
環境というが、感性と環境は、あまり関係ないのかねぇ…
そうは思えないけど。

写真のこの花は、住まいの近くの小さな公園の街路樹

近くに国営の立派な公園があるのだけれど、コロナで閉鎖。
「三蜜」ということでの閉鎖らしいが、その理由がさっぱりわからない。
食事に行っても、つい立てみたいのがいっぱい立ってて、食べる気がしない。
そう思っていたら、近くでデニーズがテイクアウト専門のショップを開いたというチラシが。
物は試し、そう思って行ってみると、注文してから結構待たされる。
狭い店内で大勢の人が待てば、それは3蜜ではないの?
で、待っていて気が付いたのは、Uberという運び屋さんの存在。
そうなんだ、どうやら彼らは、こうしたテイクアウト専門の店と契約していて、携帯電話を持って入ってきては、出来た料理をドンドン持ち出していくのである。
まさに、時代とともにだね…
いや、コロナとともにか…

一体、この騒ぎ、どういう形で収まるんだろうね見当もつかない。

出かけることもままならなくなったら、一体、どうなるんだろうね、
SNSで流れてくる情報は、信じれるものなのかどうなのか、それさえわからなくなってしまった。
それにしても、ドトールなどで、コンピュータをつないでの会話、あれは止めてもらいたいね。
うるさくてしょうがない。
少しは、環境を考えろよな━と、つい言いたくなってくる。
ハハハ、今日もまた、年寄りの戯言になってしまった…

-つれづれ, コラム, フォトエッセイ, 花ものがたり, 雑記

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

額縁って面白いね、なんでもいい、あるものに額縁をつければ作品として成立するんだもの

目次 写真、それは自惚れの世界だと思う パッと見て、エーと思うような写真でも、額縁をつけると ホーという作品?に見えてくる…  面白いね… これに(掲載した写真に) 例えば「composition」と …

読書の秋

目次 読書するのにいい空間、写真を見て、そのように思ったから、タイトルを「読書の秋」と 天気のいい、小春日和の休日の昼下がり、 散歩がてらに、こういう処に来て、本を読みながら、ウトウトするの、いいよね …

サンゴアナナス まるで海の中にいるみたい

目次 サンゴアナナス 名前が、そう思わせるのか、まるで海の中にいるみたい。 エッ 潜ったこと…あるよ。 だって、大手のスポーツクラブの、そういう新聞を作っていたし、フィットネスの雑誌(マンスリー120 …

スマホカメラで 電車を待っている間の遊びで撮影 凄いワイド 驚いたな

目次 どこの駅だったか、ちょっと忘れた。 京王線だったと思う、 夕暮れだった。 黄昏の雰囲気を感じて、それで撮ったのだと思う、色は出ていないけれど… でもこの写真、なんとなく好きなの。 ワイドレンズの …

地湧金蓮、チユウキンレン バショウ科の花らしい

目次 チユウキンレン 漢字で書くと、地湧金蓮 なんとなく、厳な花に見えるのだけれど… パッと見た時は、 「なんだこれは」というくらいにしか思わなかったのだけれど、コンピュータで大きくして見ると、 「な …