掌(たなこころ)…
手といわずに、たなごころ
そういうと、世界がまるで変ってくるように思えるのはなぜだろう…
この言葉は、ウイリアム・ブレイクの「無垢の予兆」に出てくる有名な詩
一粒の砂に世界を見
一輪の野の花に天を見る
汝の掌に無限を捉え、
一時の中に永遠を見よで覚えたのだけれど、
この花を見た瞬間に、僕の頭の中には、
この詩が流れていたの…
うなると、
何を撮っているかなんて、どうでもよくなって、
掌(たなごころ)か…
そうか、
母の(懐)か…
優しさ 愛情…
そんなイメージがガーンときて…
分けの分からん抽象の世界だけれど、
そういう世界観を表現するのも写真だよね…
そういう写真があってもいいよね、表現だから…
具象よりも、僕は、そういうアブストラクトが結構好きなんだよね…
形にはなかなかなっていないのだけれど、スピリチュアルを
そういう形であらわしてみたいなと、実は思っているの
電子書籍のペーパーバックで出版している写真集
「そら 空 宇宙」(感じる心を育むために まめしば書房編集 Kindleで出版)
は、実は、そういう思いの一冊なのである。
先日、友人に紹介されて、ある女性にあっやと時
まだ名前も名乗ってないのに、
「写真家の久保さんですよね」
「エッなんで…」
驚いていると、
「雰囲気で分かりました」
そう言ってから
「そら空宇宙 素晴らしいです。あの本私大好きです」と、
そう言われて、心は…(笑い)
写真は楽しい本当に楽しい
何をというのではないけれど、
こういう写真(アブストラクト)
宇宙観、世界観の表現…
もっともっとやってみたいね…