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どこか退廃的でなんとなく文学の香りを感じさせる蔦のからまる風景

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デカダンスか…
青春時代にね、ちょっと憧れていたことがあったの
多分 
それが恰好よく見えたんだろうね…
坂口安吾の「堕落論」とかね…
カミューの「異邦人」とか
カフカ「変身」とか…
そんな本ばかり読んでいた時代があったの
今から考えると、
あんなの読んでわかってたのかねぇと思うけどね…
板塀にからまる夕陽浮彫された蔦のある風景を見ていたら。
なんとなく感じるものがあって…(笑い)
学生時代、
喫茶店でコーヒーを飲みながら、
よく そんな話をしてたねぇ…
やっぱりちょっと変人だったのかなぁ…
でも懐かしい…
吉祥寺にあったジャズ喫茶、
「ファンキー」
彼女に連れられてよく行ったよねぇ…
そんなことも思いだしながら…
スマホカメラって、本当に楽しい…

-essei, phone, photo

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