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写真を愉しむ 古いフイルムの中を旅する成都の山奥の少数民族の村

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ここに何しに行ったのか…
友達に頼まれて行者ニンニクの取材に
その頃ね、
ニンニクではないのだけれど、
ニンニクの香がする葉っぱ(野菜)が、健康の万能薬として
人気になっていたの
昔、北海道に自生していた植物なのだが、今はなくて
名前の由来は、
行者が密かに食べていたということらしい、
牧野富太郎氏がつけたんだけど
調てみると、
この植物、身体を暖め、スタミナがあまりにもつくので、
煩悩を断ち切る修行僧は食べてはいけないとされていたのだが、密かに食べていたというのが、その由来
その植物が、中国の成都の山奥に自生しているという話があって、写真を撮って、取材してくれとたのまれて…
それが凄いところで、
単車で狭い山道を駆け上るのだけれど、
万度も転んで…
崖を超えれば眼下ははるかにというところ
恐わかったぁ

この村に寄ったのは、それを(採った行者ニンニク)を料理して食べさせてもらうため
炒めて食べたんだけれど、とても美味しかった
★       ★
友達はそれでサプリメントをつくって売り出したの
それが結構人気になってね…
いろんなことがあったなぁ…
写真見ていると、いろんなことが思いだされる
写真って、本当に素晴らしい
記憶装置として、これほど楽しいものはない
つくづくそう思うのである

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