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スマホカメラを愉しむ まるで春 銀葦(シロガネヨシ)のうたを聴く

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まるで春(小春日和)銀葦(シロガネヨシ)のうたを聴く

パンパスグラス
でも僕の抱いているイメージは蒲
そう
「大黒様の言う通り…
蒲の穂綿にくりまれば
兎は元の白うさぎ」の
歌に出てくる蒲なのである

冬の光りはスポットライト

今頃の季節
低い位置から射し込んでくりスポットライトのような鋭い光に
トレペをかけて
ちょっと
柔らかくしたような少し薄曇りの太陽が作ってくれる
素晴らしい世界…
撮らずにはいられないよね…

こんなこともあったな

昔
小説を読み
その小説を僕なりに解釈して
そのイメージで写真を撮り
僕のエッセイをつけて
小説の舞台を紹介する
そんな企画の連載をある雑誌でやったことがある

舞台は小豆島

素材は24の瞳
車で行って、
ロケハンして…
仕事ではベタ光線(昼間の平凡な太陽)で撮ることはないから
昼間はプラプラと遊んでいるんだけど、
現地で知り合ったアマチュアの青年がついていっていいというので、
ドウゾと言って時間つぶしをしたのだが…
いつまでたっても写真を撮らない僕に青年は業を煮やして
なぜ撮らないのと…
それに答えて僕は言った
「今回は、頭の中につくりあげたイメージがあるの
そこに勝負をかけてるの…」
青年は
納得できないという様子で黙っていた…

夕暮れ

時間を見計らってチエックしたポイントに行くと、
海がキラキラと
宝石箱をひっくり返したように波が光っていた

OHこれ
僕はそう言って、
露出を変えながら
(だって当たりか分らないもの)
シャッターを切って、
なお
ある情景を待っていた
それは
小型の船がいい位置に来ることだった

夕暮れの光りはどんどん変わる

光の変化
(反射角度が変わるから)
に従って位置を変えながら
早く来い
撮れなくなってしまう
祈ような気持ちで粘っていたら
来た…
雰囲気としては光っているが、
ピークを越えて
少し黄昏ているが、
かえってそれがいい
僕は夢中でシャッターを切る…
「凄い」
青年はそういったまま黙っていた

そんなこともあっなぁ…

行き当たりばったりの今の写真とは偉い違いだな…(笑い)
でも今は行き当たりばったりだが
自然が創ってくれた雰囲気を素直に…
しかもスマホで
だって楽しみの写真だし…(笑い)
自然と語り
自然を楽しむ
いいねぇ…
「久保さん スマホでいいか 冬枯れ
それちょっと意識しといてね…」
一作日だったかな、
久々 豆しばさんの声を聴いたらそんな注文が…
何か考えてんだな…
励みになるねぇ…(笑い)

 

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