コラム フォトエッセイ 写真エッセイ 雑記

オオフトモモ、レンブ、蓮霧 いろいろ呼び名はあるけれど…

投稿日:

目次

アナザーワールドを楽しむ

この果実が木に生っている姿は、キレイでもなんでもなく、ただ珍しいから撮ったのだが、写真にすると、結構いいね。
なんとなく、油絵でよく見る素材、そんな感じ。

なる程、背景が黒くなって、余分なものがなくなると、肉眼で見ている世界とは別の世界がそこにできるからね、写真って楽しいよね。
そう、写真はやっぱり、そこにあるのを撮るだけではなく、アナザーワールドを楽しまなくてはね…

昔買っていたオモチャを引っ張り出して

背景がどの位落ちるかを見るために、アクセサリー変わりに首からぶら下げている「カラートーンビュアー」をたまに使うのだが、結構、役立つ。

この小道具、昔、映画のライトマンが、光のバランスを見るために使っていたのを見て、その姿が恰好よく見えたので買っていたのだが、今頃になって役立つなんてね。
別段、これがなくても想像でわかるけどね、せっかくあるのだから、無理無理使っていると、言えなくもないんだけどね(笑い)
後はコンピュータのトーンカーブを使ってちょっと調整すれば、キレイに締めてくれるから…

デジタル写真は撮りっぱなしではいい写真にならない

デジタル写真はやっぱり、撮りっぱなしではキレイにならない。やっぱり、トーンの調整は必要だね…
加工というと、なぜか細工しているようで嫌う人が多いんだけど、やっぱり、発表する時には、パフォーマンスを最高に引き上げて出していかなければと僕は思っているのだ。
まあ、考え方は人それぞれでいいんだけれど、発表したら、それが作品で、作品は一人歩きするようになり、見た人が、それをどう受け取るかも自由になってくるから、出す以上は「気に入ったものを」と、僕は思っているのである。

話が見えなくなった、元に戻そう

何書いてたんだっけ、
そうそう、オオフトモモ。
沖縄とか、南の国にあるトロピカルフルーツらしい。
そんなに美味しそうには見えないけれどね…
別名でレンブ、蓮霧と書くらしい。
マレー語の「レンブー」が元で、沖縄では訛って「デンブ」と呼ぶ人もいるらしい。

 

この木の葉っぱになんと、細胞を若返らせる効果があるのだとか

実はこの葉っぱに細胞を若返らせる成分があって、お茶として飲むのだそうだが、「アンチエージング」(不老長寿)が期待できるというのが、もしかしたら人気の一翼になっているのかもね。
それよりも僕は、働いて写真を撮って書くというのが、アンチエージングにはいいと思うんだけどねぇ…

撮って、書いてると、いろいろ調べなければいけないから、それがあらたな好奇心を誘発してくれるのが、とてもいい。
そう、写真は歩かなければ撮れないし、記事を書くためには調べなければいけないから、知識が増える。
高齢者にとって、ボケ防止のためにも最高で、これこそが、アンチエージングの秘策だと僕は思っているのだけれど、どうだろうか。

-コラム, フォトエッセイ, 写真エッセイ, 雑記

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

パイナップルの葉っぱ、情熱的やなぁ、まるでサンバのカーニバル

目次 パイナップルの花?  どう見てもこれは葉っぱ。花はまだ咲いてないよね。 それにしても情熱的やなぁ、まるでリオのカーニバル もの凄い熱狂的なお祭り。 見てるだけで、興奮してくる。 僕が見たのは、シ …

シンプル イズ ベスト 単純だけど強烈、写真はやっぱりシンプルがいい

目次 白くても大紅とはこれいかに 紅いので「大紅ウチワ」はわかるけど、白いのはどういうのだろう、 そう思ったので調べてみたら、やっぱり「オオベニウチワ」 「白なのに大紅とは、これいかに」 ということな …

秋陽(しゅうよう)に照らされ キラリと光る カラスウリ

目次 しゅうよう(秋陽)か、いい言葉だな 雑木林の中で、この紅い実を見ると、なぜか嬉しくて、写真を撮るの。 木漏れ日のスポットライトに浮かび上がる紅色が秋を象徴しているように、僕には思えるのである。 …

イロハモミジはなんでいろはなの…

目次 最近覚えた、タブレットの検索が便利でとても素晴らしい Googleの検索窓を、ポンとタッチして、出てきた検索履歴を指でポンと上にはね上げると、 「Discoverで興味に感心に関連する情報が示さ …

美しさとは、白鷺が、それを教えてくれたのだった 

目次 美しい 美しさにもいろんな美しさがある。が、 この鳥が教えてくれるのは、スッキリとした美しさとは━というもの。 そう、すべてのものをそぎ落とした美しさというのだろうか… 僕はこの鳥から、究極の美 …