自然の作るアート
面白いよね、この模様。
葉っぱだよ…
でも、これ、どう見ても、意図的に描かれたパターン、アートだよね…
僕には、そのように見えるのである。
自然は最高のミュージアム
絵としても飾れるし、テキスタイルならストールかな…
まさにまさにまさに、自然こそ偉大なアーチストであり、自然は最高のミュージアムだと、つくづく思う。
パターンをくれ、言葉をくれ、なによりも、心の中で眠っている感覚に刺激をくれ、気持ちを高揚させたり和ましたり、生きるヒントまでくれるのだから凄いよね。
自然をヒントに創り出されたものに、どんなものがあるのかと、検索かけたら、あった。
ひっつき虫をヒントにつくられたマジックテープ。
衣類の脱着などに使われる、面ファスナー
クラレという会社の登録商標なのだそうだが、
このテープ、犬の体についたひっつき虫がヒントでつくられたのだそう。
研究したのは、スイスのジョルジュ・ド・メストラルとう人(発明家)
愛犬を連れて狩りに出かけた彼は、犬の毛や自分の服に“ひっつき虫”がくっついているのに気づき、
なぜ、どうしては子供だけのものではない。大人になってこそ、必要なのだ
「どうしてくっつくんだろう」
と興味を持ったことで、
フック状をした“ひっつき虫”の先端が、繊維にひっかかり張り付くことを知り、
「この植物が付着する原理を応用すれば取り外し可能なシートができるかもしれない」
と。
このひらめきから生まれたのが、衣類の着脱を容易にする「面ファスナー」の「マジックテープ(クラレの登録商標)」だったと。
この他、ヤモリや昆虫などの生態がヒントになって生まれた、粘着テープなど、実に多くの物がつくられているのである。
こうした現実を知れば知る程、
自然は凄いな、意識さえあれば、アート、芸術、文学、発明、発見…
あらゆるジャンルの貴重な資料の宝庫なのだということを知らされる。
カメラを持っての散歩が益々楽しくなってきた。