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ゆり根

投稿日:2020年12月28日 更新日:

正月用品、雰囲気につられて衝動買い

正月の用意、何もするつもりはなかったのだけれど、皆が買っているのを見ると、つい釣られて(笑い)
小田原「丸う」の蒲鉾、伊達巻、今年が最後と聞くと、エーと思いながら…つい。

簡単な雑煮なら、チンでつくれるしね…
そう思いながら、野菜の方に目をやると、なんと、ゆり根が…
これは買わないわけにはいかない。
岡山は、みんなそうなのかなぁ、
それとも、僕の家がそうだったのかなぁ…
お雑煮には必ずゆり根が入っていたの。
だからゆり根を食べないと、お正月がきた感じがしないのである。

えっ ゆり根、どうやって食べるって

サッと塩茹でするだけ。
だけど、準備が大変なの。
この鱗みたいなやつを一枚一枚はがして、傷んだとところはナイフで削り、
きれいにしてから水で洗い、
お湯を沸かし塩味を適当につけて、沸騰している所に洗ったゆり根をバンと放り込んで、ちょっと茹でると、もうできあがり。
ちょっと早いなという所で火を止め冷水に晒すと、シャキシャキ感がちょっとあって、甘くてとてもおいしいの。

あれが食べたい、そう言われて、お雑煮、随分作ったな…

つい最近まで、親しくしていた女性が、
「あれが食べたい」というものだから、毎年つくって、その女性の友達などにふるまっていたのだけれど、お互い高齢になって、今は行き来してないので、お雑煮もつくらなくなってしまったのである。

えっ どんなお雑煮か

どんなと言われても答えようがないので、入れるものだけ羅列すると、
スープは、大根 ニンジン、ホウレンソウなどを煮た汁をベースにして、鰹節で出しをとり、塩で基本的に味をつけ、それに醤油を少しさして、お吸い物にするの。
だから見た目は薄味なのだけど、実際にはしっかり味がついている。

お餅は焼かないで茹でる。

それを輪島とか金沢の大きな漆塗りのお椀にいれ、その上に、茹でた千切りの大根、ニンジン、ホウレンソウ、紅白の蒲鉾、卵焼き(ちょっと甘い厚焼き)を二切れ、ブリの照り焼きの切り身を乗せ、その上に塩ゆでしたゆり根をパッと入れ、上から、野菜ベースでつくったお吸い物をかけるの。

そう、だから、とってもボリュームがあって、お餅、二つ食べると、もう、大変な量なの。
これが、子供の頃から食べていたお雑煮なんだけれど、思いだしながら作っていたので、多少、僕流のアレンジになっているかもしれない。が、そのお雑煮を食べた人は、毎年、あれが食べたいと言ってきていたのである(笑い)

そんなわけで、ゆり根は欠かせない貴重な食材だったから、見た瞬間に、何を思ってか、3っも買ってしまったのである。
買った以上は、調理しなければね(笑い)
別段、これといってすることもないんだから、それもいいか…
そんなことを思いながら、実はこのブログを書いたのである。

数の子、心惹かれたけどやっぱりやめた

安売り屋に立派な数の子が出ていて、値段を聞くと2500円。
「うちで、2500円だからね」
てっちゃんがそう言ってしきりに声を上げていたが、
「一人でひと箱はねぇ…」
そう言って止めた。

これだけあれば、1週間引き籠もって大丈夫

ゆり根はあるし、蒲鉾はあるし、立派な昆布巻は友達が送ってきてくれたし、イタリアンプロシュートはあるし、フランスパンもあるし、農家でついたお餅というのもある。
これだけあれば、1週間、引き籠もって大丈夫。
1日には恒例の新年会が友達の家であるしね…

昨日、久しぶりに掃除をして、床にモップをかけたら、今日は体の節々が痛い、少し、体を鍛えなければ…ね

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下ごしらえ(灰汁抜き)
深い器に、水をたっぷりいれ、お米は玄米しかなかったので、それをひとつかみ入れ、塩を少し入れて、大根が透き通るまでチンするの。

こうすれば灰汁が抜けるからね、
玄米を入れたのは、米のとぎ汁の変わり。
ハハハ…
そこが思いつきの無茶苦茶、
「お米入れりゃ一緒」そう思ってのこと。

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名前:クボッチ

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