つれづれ コラム フォトエッセイ 写真エッセイ 雑記

なんとなく寄せ植え、そう思って撮ったんだけど

投稿日:2021年1月14日 更新日:

OH素晴らしい寄せ植え

夕方、カメラを持ってブラブラしていて偶然見つけた風景。
「なんと、自転車をモチーフにして寄せ植えかぁ」
そう思って撮ったんだけど…
「エッ、どこに寄せ植えがあるの」
「だから、駕籠の中」
「…」
「こういうのは、寄せ植えとは言わないの」
「じゃ、なんなの」
「買い物駕籠よ」
「そう、僕には、寄せ植えとして見えるんだけど」
「まだまだ、花を見る目が出来てないねぇ」
「だって、花の写真は随分撮ったけど、アレンジしたものって撮ってないもの」

花を楽しむ方法はいろいろ、

「決まりいうのは別にないんだけどね、あえて言えば、、花そのものを愛でて楽しむ楽しみ方、生け花のように、花器と花の組み合わせ、あるいは、色、形でつくりだす宇宙(空間)を楽しむ華道という楽しみ方
(これにはタオイズムという道の哲学があるから、ちょっと難しくなるんだけどね…)
いろんな花(色もふくめて)をバランスよく纏めて楽しむアレンジメント。
そして、ひとつの場所に複数の植物を植えて、庭、玄関、室内や窓辺に生きるをテーマとしたインテリアとしての雰囲気を演出する寄せ植えという楽しみ方があるの…」
「じゃぁ、これも寄せ植えでいいんじゃないの」
「いいのよそれで、自分でいいと思えばそれでいいのだから」
「…」
「ウーン なんか納得できないね」
「納得できないけど、自転車も含めて、それで一つの作品として見れば面白いよねぇ」
だけどこれ、どこに置くの…
「はは、だよねぇ」
「…」

寄せ植えとは、ネットで調べてみると

ひとつの鉢に複数の植物を植える寄せ植えは、作りての感性で色や形、そのバリエーションなど、自由に演出できるのが魅力らしい。が、やっぱり、感性の世界だから一朝一夕に完成度を高めるというわけにはいかないらしい。
体で覚えるしかないもんね、
やっぱり形があって形のない世界というのは難しいよね…
でもでもでも、
自転車と駕籠、その中に統一された色でまとめられた花のあるこの写真、今までの僕にはない写真、そう思って結構気に入っているのである(ちょっと、強引すぎるか…笑い)
コンピュータの画面を見ながら、一人ぶつぶつといいながらコーヒーを飲んでいる時間が、この上なく楽しい。

 

 

 

 

 

-つれづれ, コラム, フォトエッセイ, 写真エッセイ, 雑記

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

オーガニック専門料理とドリンクのレストランカフェの中庭で手作りの物販というイベント

目次多肉植物の寄せ植えは年齢、性別を超えて人気これは私が好きな寄せ植え作家、自らが販売するから楽しい作り手にとって、自分の作品がお嫁にいく、しかも、どんな人のところにというのが分かるから、とっても嬉し …

ヘマンサス(多分)それにしても大胆な写真 こう撮るしかなかったという感じ (笑い)

技術、そんなものは習うものじゃないんだよ。
あるレベルまできたら、これをこう表現したいんだけどどうするかというのは自分で考えるものだもの━といつも言っている。
そう言えば、文章も、手垢のついた言葉をずらずら並べても、人を感動させることはできないというのが、いろんな本の随所に書かれていた。
いかに表現するか、それを考えるのが、写真の面白さだと 最近僕はつくづく思うのである。

なにかある。この絵の中に何か感じるんだけれど、それがなんなのかよくわからない

目次何かを感じる、サムシンエルス。この言葉が好きなのであるNOTEというSNS(媒体)面白そうちょっとね、やっぱりね、H系は躊躇するよね宇宙観、これは、うまく行けば面白いかも未完成のものが、いろいろあ …

秋ですなー 深まりゆく秋…

目次秋ですなぁ北、寒さには、特別の何かがある そんな気がする昨日、ある人からインタビューを受けた。 秋ですなぁ 「深まりゆく秋」 そんなタイトルが似合いそう。 枯葉、銀杏、紅葉… 風景が美しくなるにつ …

ドラクラ・ギガス 別名をモンキー・オーキッド 猿の顔というのだそうだが、これはどうみてもイカ

目次神代植物園に行く度に、この植物が気になる。もしかして、これ宇宙人? 「アッ、閃いた、いい」長距離で思い出すのは、東京から鳥取県の倉吉まで720キロを3か月で3往復倉吉は温泉の町、いたるところに温泉 …

広告


 

名前:クボッチ

写真好き トレンドを中心に書いていきます