discover essei photo

カメラを愉しむ ハンカチにヘリオトロープ三四郎

投稿日:

ヘリオトロープと言えば三四郎、夏目漱石

「彼女は白いハンカチにヘリオトロープの香水をつけて三四郎に別れを告げた…」(三四郎)
そうだよね
ここは白いハンカチでなければだめなんだよね…(笑い)
たったこれだけのフレーズなんだけどジーンとくる
このフレーズを思い出すと、
男と女のそのシーンが映像となって流れだす…

明治時代のハイカラが伝わってきそう

三四郎に出てくるヘリオトロープの香水は
ロジェ・ガレの香水
この香水、
1889年パリ万博でグランプリを獲得している。
外国に留学していた、漱石ならではの拘りと僕はみた。
そういう思いで
この花を見ると、
甘いバニラの香りが漂ってきた…(いいね)

写真を撮る楽しみ、

僕の場合、そこには必ず空想がつて廻るの
「漱石さん あなたいうヘリオトロープはこれですか…
三四郎に出て来るあの香水、白いハンカチに浸み込ませた甘い香りの香水、別れのシーンの小道具として使った白いハンカチ…」
こんなことをブツブツ喋りながら(実際には声は出してないよ)眺めていると、
「こう撮れ」と向こうから言ってきてくれるの…
楽しいね…

今週はちょっと疲れすぎた

アホだからちょっとトラブルに巻き込まれてね、
そのけじめをつけるために、公のところに届けを出て、受理されたので、自分としての折り合いはそれで…
そのおかげで、
考えたり行動しなければならないことが多くなって…
そんな折、
知り合いを通じて、
ある陶芸家の先生が、
作品の写真を撮って欲しいと…
でも僕は
今は写真は楽しんで撮っているだけ、
受けていいものかどうなのか分からないので、
「会うだけは会いましょうと…」
で、明日鎌倉まで出かけることに…
いろんなところからいろんなことが起きるねぇ…
だから人生面白い…
今日も愉し、明日も愉し
そんなこと言ってる場合じゃないんだけれど、
やっぱり楽しまなければ…ねぇ
たった一回の人生だから…

-discover, essei, photo

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

チョコレートケーキ

日本でパティシエという言葉が使われるようになったのは2000年頃から、主に「スイーツ」や「デザート」を作る職人という意味で使われだしのだそうだが、映画やアニメに取り上げられて、広まって来たようだ。
しかし、和菓子職人はパティシエとはいわない。
当たり前だよね、一緒にされたくないよね、だって、技術、クリティーが全然違うもの。
和菓子職人のその技術は、それ自体文化であり、芸術であり、素晴らしい世界だもの…
なんか、チョコレートやらナマクリームを塗りたくっていりスイーツとは、全然ちがう、ハハハ、これは昭和生まれの僕の偏見か(笑い)
やっぱり、日本の職人の技術は素晴らしい、
やっぱり僕は、日本の文化こそ世界に誇れる文化だと思っているから…

写真を愉しむ 道行けば いろんな花がこんにちわと声をかけてくる

どんな大作も、つきつめれば、メモの積み重ねなのである

望遠レンズを愉しむ 春の歌声 春はもうとっくに過ぎたけど

全てが
即興
思いつきで

ちょっと安易過ぎてるよね…
もう少し
考えるとか
捻るとかすれば
さらに楽しくなるんだろうけれどねぇ
それができないのが僕なのである…

映画 ローマの休日 オードリー・ヘブパーンとグレゴリー・ペック 何度見てもいいねぇ

大スクープをものにしながらあえて握りつぶす新聞記者とカメラマン
スクープを…
しかしそれが愛に変わり
たった一日の楽しいデートを楽しみ
結果的に
スクープをものにしながら
発表しないという選択をする新聞記者とカメラマン…

うん そう… 
なんでも金に換えればいいというものではないよね…
職業もさることながら
あえて発表しない(秘密を守り 彼女の立場を守る)という
人間としての美意識(愛情)…
それが
心と空気感…
見つめる目と目(表情)を通して語られるのだが
「ウー」と思わず…

ここではもはや

スマホカメラを愉しむ 土と語らい土を愉しむ 陶芸作家 土歩さんの作品から

日もあえて何も書かない 

広告


 

名前:クボッチ

写真好き トレンドを中心に書いていきます