コラム フォトエッセイ 写真エッセイ 雑記

カワセミ、漢字で書くと翡翠、しかしこれヒスイとしか読めない、なんでこう書く

投稿日:

カワセミ、翡翠 なぜ

調べて見ると、「翡」は赤色、「翠」は緑色、
もえぎ色を意味し、カワセミの緑色の羽と、赤いお腹をさしているたのだそう。

「翡」はオス「翠」はメスとも言われていると。
ヘー、そうなんだ。なる程…

石の翡翠(ヒスイ)は、鳥の翡翠を転用したらしい。

もともとは「ショウビン」
中国語で、ショウビンはカワセミの古語なのだそう。
へー、石が先かと思っていたら、鳥が先なんだ。
こんなの調べていると、面白くて、つい夢中になってしまう。
で、こうして書くと、バカな頭でも少しは記憶に残るから、
「ネェ、ネェ知ってる」
そう言ってから、
「ヒスイと云う石があるでしょう、指輪とかにする、漢字で書くと翡翠だよね、鳥の翡翠も同じ字を書くんだよね、なんで…」
そう言って知ったらしく(笑い)
なんのことはない、さっき知ったばかりのホヤホヤの知識なのにね(笑い)

ヒスイの思い出

翡翠、僕の指にはまっていた大きなのがあった。
透明の深緑でとってもキレイな石だった。
沙漠の写真詩集「沙漠の木」(詩高橋順子 撮影久保雅督 愛育社)の出版が決まって、追加の写真を撮るために、内モンゴルのクブチ沙漠に行った帰り、北京の骨董街、瑠璃廠(るりちゃん)に行ったら、その石が目に飛び込んできて衝動買いして、中野の宝石店で指輪にしてもらったのだが、
そこのご主人、その石が気に入って、
「僕の創りたいようにやらせてくれ」
そう言われて、おまかせで作ってもらったのだが、とても気に入って、長いこと左の薬指にははめられていたのだが、売らなければ駄目な時があってハハハ…
その時言われたのは

売る時は、色石は…なのである

悲しいね、それでも、5本持ってた指輪でなんとか凌ぐことができたのだから、良しとしなければね…(笑)
カワセミを見ると、つい思いだすのが面白い。
それにしても、本当にいろんな思いでがあるよね…
ろくなもんじゃないけれど(笑い)
人生の本道はどうでもいいけれど、それにまつわる諸々の方が面白いというのも、悲しいねぇ…
しかし、しかし、しかし、過ぎてしまえば、みんな楽しい思い出なのである。

 

-コラム, フォトエッセイ, 写真エッセイ, 雑記

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

サボテンの王様 キンシャチの花 花が咲くまでになんと、何十年もかかるんだってね

目次サボテン キンシャチの花 占によると僕は大器晩成なんだけど、ついに花は咲きそうにない体形が僕の人生のビジュアル そんな気がする サボテン キンシャチの花  あの、トゲのある姿からは想像できないくら …

カセットレコーダー ラジカセ 歩行者天国 竹の子族 古き良き時代の思いで

目次テープレコーダーといっても今の人には分らないよねテープレコーダーが文化を変えた 懐かしいものには、懐かしいものの良さがある高齢者、には歌がいいやっぱり遊びは楽しい歩行者天国、そこから生まれた潮流今 …

婉容(えんよう) で優雅で清々しい水連の花

目次この花 どう表現したらいいんだろう表現とは、 「感じた心模様をストレートに…」「婉容(えんよう) で優雅で清々しい」というのはどうだろうか、 この花 どう表現したらいいんだろう 美しい花をみて「美 …

ヒメユリ、可憐な花だけに、歴史の傷跡がオーバラップされて、心が痛む

ヒメユリ英語では、Morning star lily(星の花)というらしい。
「夏の野の繁みに避ける姫百合の知らえぬ恋は苦しきものぞ」と、万葉集にある。
「相手に知られない恋は苦しくてせつないもの」という意味らしい。
年をとると、それがいいんだよね━と、僕は思っているのだけれど…(笑い)

高齢者が願う心の充実、その妙薬は

目次心 内なる世界の充実について 思わぬところから原稿の束が、これは、形にしろというサインか?よし、電子書籍にしようなんたって、今は電子書籍。高齢になると、見えなかったものが見えきた(そんなような気が …

広告


 

名前:クボッチ

写真好き トレンドを中心に書いていきます