コラム フォトエッセイ 撮影テクニック 雑記

ガラスについた水滴がつくり出す幻想の世界

投稿日:

外は雨、ガラスについた水滴が…なんとなく幻想的

「今日は雨だからいるだろう、そう思ってきたんだけど」
「雨だから写真を撮りに行ったのよ」

僕の写真の先生、石津良介先生の奥さんから聞いた話。
そう、悪条件の中で写真を撮れば、それらしく作品を作るのにいいと、よく先生が言っていた。

雨、霧、雪、夜、逆光…一般的に悪条件と言われるものが、作品作りには好条件になる

一般的には、こういう日には写真は撮らないが、逆に、こういう条件を利用すれば、幻想的であったり、印象的であったり、詩情的であったりして、心に響く写真が撮れるのである。
僕も若い頃、夜に写真を撮っていたが、闇がいろんなものを隠してくれるので、印象的な写真が撮れるのである。

写すのも写真だけど、余分なものをいかにして消すかというのが、写真の面白いところでもあるのだ。

ああ、詩心があったらなぁ

僕に詩心があれば、この写真から素敵な詩が書けると思うんだけど、残念
「曇りガラスの向こうは…」とか「曇りガラスを手で吹いて、あなた明日がみえますか…」
うまいことつくるよねぇ。

そうだな、詩は書けないけれど、せめてタイトルでそれらしく…

「雨とガラスと花の創り出す幻想の世界」なんてのはどう。
なんだそれ、情景をただ説明してるだけじゃないか。
そうだよね…

「雨に咲く花」
「水中花」
なんか、聞いたことのあるものばかりだな…
「秋の気配」
「雨の秋」
少し響いた
「…」

今日はもう無理…諦めた。
「雨を愉しむ」
アッ、これいいかも…
「休日の秋、独りぼっちで雨を愉しむ 幻想的な花の蒼に心惹かれて」
おっ これ結構気に入った、これにしよう 何を言っているのかわからないけれど…

とりあえず、メモしておこう

-コラム, フォトエッセイ, 撮影テクニック, 雑記

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

ブルーバタフライという花からまたまたいろんな連想が、エッセイ、それが楽しい

目次ブルーバタフライというのだそう。小学校・中学校 僕はチョウチョと呼ばれていた我が青春の町電子書籍にしようと思ったらデーターがない必要はスキルを成長させる ブルーバタフライというのだそう。 なんかい …

エンビセンノウ(燕尾仙翁)学名はlichensはギリシャ語で炎という意味らしい

この花を見て思いだしたのが、速水御舟の「火舞」
どこの美術館で見たのか忘れたけれど、まさしく炎が舞い上がっているようで、感動させられた。
その時、カタログだったかな、パンフレットだったかに書かれていたエピソードで
御舟がこの絵を描いていた時、近くの人が、描かれたこの絵を窓越しに見て、
「火事だ」と叫んだという話が載っていたのが記憶にある。
そのエピソードを確認しようと思って調べたが、見つけることはできなかった。が、炎舞という作品は、家族とともに数か月過ごした軽井沢で描かれたのだそうだが、その裏話があったのでそれを

渡り鳥のジョウビタキ君 まだいたの 早く行かないと暑くなっちゃうよ

目次渡り鳥のジョウビタキ君ジョウビタキが日本に渡ってくるのは、木々の葉っぱが全て落ちた頃。「人気の冬鳥「ジョウビタキ」がピンバッジになりましたというお知らせ」があった。 渡り鳥のジョウビタキ君 渡り鳥 …

桜だよねこれ、へー、ということは、もうスッカリ春なんじゃん

目次桜、もうこんなに咲いてんだこれ(桜の写真)スマホで撮ったの、必用な機能、全部揃ってるんだそれにしても驚いた、否 驚きの連続である電子写真はレタッチ(明るさ調整、トーンの調整など)必需品だね、 桜、 …

ブルートゥースイヤホンがたった300円 (ダイソー)すぐに使えてこれはいい

目次ブルートゥースイヤホンが300円(ダイソー)ダメモトで買ってみたダメモトで買ってみたら、とてもいい。すっかりお気に入りになってしまった。音質、普通に聞こえるよ。気になる通話時間は線があると、線がバ …

広告


 

名前:クボッチ

写真好き トレンドを中心に書いていきます