カメラ コラム 写真エッセイ 基礎知識 思いつき 雑記

光と色のコラボレーションで深まる秋の印象

投稿日:

目次

秋は光が面白い.

夏の真上からくる光に比べて
斜めから差し込んでくる秋の光は鋭いのだろうか …

専門用語で言うと夏の光がトップライトなら秋の光はスポットライトということになる。

別の言い方をすれば
スポットライトはスターを浮き彫りにするライト。

ああ、だからなんだ、書いてて、今、気がついた。

スポットライト、いいね。
70年も生きてきて
まだスポットライトというのを浴びたことはないが、気持ちがいいんだろうな…

でも、人の目にさらされて生きるなんてまっぴらだね。

スポットライトに照らされる華やかな生活もいいが、やっぱり俺は
自由気ままな生き方がいい

やっぱり、目立たなく地味に生きるのが俺には合っている。
そう、勝手気ままに…

「秋…」たったこれだけでいい。

秋は光が勝手に写真をつくってくれる。

秋は色が、詩情をかりたててくれる。

なんとなく、物悲しさを感じさせる光と色の競演…

「秋…」
たったこれだけでいいのだ。

ユリノ木の紅葉
カメラを向けて撮りさえすれば、もう、そこには完成された絵がある。

デジタルカメラって、本当に便利がいいよね。

カメラも、随分変わったものだと、つくづく思う。

もっとも、私の感覚では、
電子写真機は、カメラというよりも、小型の高度なコピー機なのである。

だって、パッと撮ってモニターを見て、ダメだったら、明るさをちょっと調整して、微妙なところは、レタッチで整えればいいのだから…

電子カメラは、
描写という意味では、フイルムをはるかに超えている。が
なんていうのかな、やっぱり、デジタルはデジタルだと思う。
だから、
最近は、写真を撮っているのではなくて、コピーをしているという感覚で撮っているから、
被写体も、それに相応しいものを選ぶようになってきた。

具体的に言えば、
パターンで処理するといいーと思える被写体を狙っているのである。
道具が変わったら、考え方も少しは変えていかなければね

電脳写真と電脳文書体 
なんか、面白そう。

写真に理屈はいらない。そこにある風景を素直に撮れば、それでいいのだ

いいよね、日本の秋
何も考えなくてもいい。
そこに素晴らしい絵があるのだから、コピー感覚で、素直にシャッターを切れば、それでいいのだ。
そう、写真に理屈など必要ないのだ…

 

-カメラ, コラム, 写真エッセイ, 基礎知識, 思いつき, 雑記

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

なにかある。この絵の中に何か感じるんだけれど、それがなんなのかよくわからない

目次 何かを感じる、サムシンエルス。この言葉が好きなのである 花の名前、分からない。 通常は、名前の分からない花は撮らないようにしているのだが、 この花を見た瞬間、何かを感じたんだね。 名前、分からな …

ノスタルジックジャーニー わが郷愁の町 岡山県都窪郡吉備町庭瀬

目次   5冊目の電子書籍が昨日から、アマゾンで販売されている。 この本はもともと、キャノンのフォトプレッソ(アルバム)というテンプレートを使って、作っている書籍型アルバム(B6版100ペー …

冬の陽の光がつくるアートが素晴らしい

目次 いいよね、575、何はなくても、それらしくしてくれる 冬の陽の 光の創りだすアートに心触れ 嗚呼と、感嘆のため息をつく 別に俳句をつくろうというわけでははない。 僕はどちらかと言えば短歌の方が好 …

何事にもリズム リズムの大切さを、友人とその仲間の絵の展覧会を見て思い出した

目次 SNSで写真を見せる時、どうしたら、よりよく見えるかを考えてみた 写真をフェイスブックやインスタグラムなどにアップする時、 どうしたら見栄えがよくなるかを自分なりに研究して、 これと思ったのが、 …

何をどう撮る 肉眼では見えない世界を創りだす魅力 

目次 今日は、久保雅督です。 「撮って書いてワヤで笑える人生日記」にお越しいただき、ありがとうございます。 今回は、私が師事した石津良介先生に教わった、心に残るものを書いてみました。 等々力不動明王院 …