コラム フォトエッセイ 雑記

はぐれ鳥 なんとなくそんな感じ ポーズがそう思わせるのかねぇ

投稿日:2021年2月26日 更新日:

目次

この写真見ていると、なぜか、昔見た「ヤクザ映画」思いだすの…

沢山見たよ、
鶴田浩二、菅原文太 高倉健 小林旭 石原裕次郎…
恰好良かったよね、
映画館から出ると、みんな肩で風をきって歩いてんの…

粗野で荒くれ者なんだけど、なんとなく優しさと浪漫を感じさせるの…
背中に陰を背負っている男って、いいなぁと思ったもの(笑い)

 

ヤサグレルという言葉があるが、この写真、なんとなく、そんな言葉が浮かんくる。

「ヤサグレ」とは、
香具師(やし)、不良などの隠語で家出、あるいは家出人、宿無しを指す言葉。
「ヤサグレ」に「ル」がついて「ヤサグレル」という動詞は、家出とか、放浪するというのが元の意味で、
ヤサは「鞘」が元々の言葉、
それを逆さまにして「やさ」になったらしい。
なる程、それで渡世人(宿なし)か、面白いね、言葉って…

一体、こんな言葉、誰がつくったんだろうね…、

いろんな経験してないと、つくれないよね…

こうして調べていると、
言葉こそ最高の文学━と、つい思ちゃうよね(笑い)

「北帰行」これは渡世人とは関係ないけれど、小林旭が歌っているのを聞くと、なんとなく、そういう雰囲気になってくるから面白いね、

でも僕は、ちあきなおみの歌う「北帰行」が好きで、それをレコーダーに入れて写真を撮りながら聞いているのだけれど、いいねぇ、
「窓は夜露に濡れて 都 すでに遠のく 北へ帰る旅人ひとり…」
詩がいいよね、元歌は旧制旅順高等学校の歌らしい。
いろんな人が歌っているが、僕は、ちあきなおみの歌い方が好きなのである。
写真をみながら、書いていることは、毎回連想ゲーム…
それが楽しいのである。

 

 

 
 

-コラム, フォトエッセイ, 雑記

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

電子書籍で写真集般若心経を出版アマゾンで販売

目次 電子書籍 写真集般若心経がさっきAmazonで発売されました。 この本は、横位置で見るように設定されているので、タブレットは横位置画面にして見てください。 自分でいうのもなんですが、 自惚れして …

美しく老いる、そんなタイトルをつけてみた

目次   老いを美しく… 失礼だけど、かなり高齢だと思う、 しかし、色、形、醸し出す雰囲気には色気があって、魅力は感じさせるが、歳は感じさせない。 イヤ、それどころか、 若い人には絶対に出せ …

エンビセンノウ(燕尾仙翁)学名はlichensはギリシャ語で炎という意味らしい

この花を見て思いだしたのが、速水御舟の「火舞」
どこの美術館で見たのか忘れたけれど、まさしく炎が舞い上がっているようで、感動させられた。
その時、カタログだったかな、パンフレットだったかに書かれていたエピソードで
御舟がこの絵を描いていた時、近くの人が、描かれたこの絵を窓越しに見て、
「火事だ」と叫んだという話が載っていたのが記憶にある。
そのエピソードを確認しようと思って調べたが、見つけることはできなかった。が、炎舞という作品は、家族とともに数か月過ごした軽井沢で描かれたのだそうだが、その裏話があったのでそれを

雪の下名前がいいよね、葉をおひたし 天ぷらにして食べると美味しいらしい。

一昨日の日曜日、高尾山で。
雨が降る直前の薄明りの中で、白い花が印象的だったのでつい。
「アッ 雪の下」
一緒に行った元カミの、そんな声につられて見たのだが、
儚くて、しかし、しっかりと自己主張している、そんな印象を得て撮ったのだが…

プルメリア

目次 愛を伝える花プリメリア プリメリア ハワイでは、満月の夜明けに集めたこの花でレイを作り、 「好きな人に渡すことができれば、夢が叶う」という言い伝えがあるのだそう。 言い換えれば、「思いを伝える花 …