essei phone photo

写真を愉しむ 開けてはいけない パンドラの箱 つい開けてしまった もうやるっきゃないな 

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いっぱい入ったフイルムの箱
ビューワーは捨ているし、ルーペ眼鏡をかけて
蛍光灯に向けて、一枚一枚見ていかなければならないの
考えただけで気が遠くなりそうだが、やるっきゃない
こうなったらもうシャーナイ、目についたものから順番にだな
今日の写真はたまたまプリントしてあったので、
スマホで撮ってデーターに

時代はコンテンポラリ全盛の頃
コンテンポラリーフォトギラフィー
別名 意識的欠陥写真
意識ではなく感覚で撮るというのが主張だった
荒れあれ、ボケボケ、なんでもOK
何かを感じさせる
何かとは何か…
それは見る人が感じればいいの
だからタイトルも、言葉を作って
パピプペポとか、そんな強い音を選んで…
国画という公募展に応募したことがあるの
その時の作品は
サンケイ新聞社賞というのをいただいた

この写真に、確か僕は
「祈り」というタイトルをつけたと思う
爺さんの病室にずっと飾っていたの
★   ★   ★
僕は写真が下手だったから、コンテンポラリー 
肌にあったんだろうね
だってなんでもいいんだもの、
無茶をすればその無茶が面白いんだもの…

岡山県の美術館を借りて一回だけ3人で
「写真造形展」というのをやったことがあるの
写真は全倍にするから、先生の進める写真屋さんに
ネガを持ち込んでプリントしてもらったの
そうしたら、写真屋から先生のところに電話が行って
「先生無茶ですよ、あんな真っ黒のネガ…」
でも先生は言った
「やってごらんよ、凄い写真になるから」と
先生にそう言われて写真屋さん 渋々プリントした
そして写真を取りにいくと
「驚いたなぁ、あのネガから、こんな写真が出てくるなんて」
そんなことを言われたのを覚えている
そんなこんなでコンポラ写真にスッカリはまちゃったの…
本当に楽しい時代だった

 

 

-essei, phone, photo

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振り返ってみると
トライXという白黒のフイルムを入れて、
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「ハッと思ったらシャッターを切っている」
そんな感じで撮っていくのだけれど
露出計なんか使わないで適当で…
そうして撮った写真を高温の現像液に入れてて…
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ところがそれが素敵な写真をつくってくれるんだなぁ

そういう中から何点かを選び公募展に応募したの
全倍という大きなサイズのプリントにして
そういう時には写真屋さんにプリントしてもらうのだが
ネガを先生の知り合いの写真屋さんに持ち込んだところ
「先生 あれは無理ですよ無茶苦茶だもん」
そう言って先生のところに電話が来たらしい
しかし先生は
「イヤ、大丈夫、仕上がりを見れば分かるよ」
そういって焼いてもらったのだが
出来上がったプリントを受け取りにいくと
「驚いたよ あのネガからこんな写真ができるなんて…」
コンテンポラリーも初期の頃で、
岡山の田舎では誰もそんなことしてなかっつぃ(笑い)
その写真が入賞ししたのだが、
以来公募展というものには参加していないのだが、
思い出として残っているのである。

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僕の筍の煮方
深い器に皮ごと入れて
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ゆで上がったら水に入れ
冷やして皮を剥いたんだけど
今回の筍は小さかったので包丁を入れないで
再び深い器に入れ
水を適量いれ 
本出汁 (スティック1本)
麺つゆ少々
それにお醤油を入れ花鰹をパサっとかけてチンしただけ
分数…
僕のチンは15分のタイマーが目いっぱいなので、
30分かな(いい加減笑い)
味見すると、
ちょっとエグミが残っていたけれど、
かえってそれが美味しさを後押しした感じで、
皆よろこんでいた