目次
霞立つ
長き春日を子供らと
手毬つきつつ
今日も暮らしつ
好きだな良寛さん。
欲もなく、怒りもなく、おおらかに、子供らと遊ぶ良寛さん。
良寛さんいいね。
生まれは新潟だが岡山と縁が深い。
できることなら僕も、せめて晩年くらいは良寛さんのように暮らしたい
─と思っているのだが…
いまはまぁ
生きるために日銭稼ぎをしながら、ノンビリやっているけれど、将来のことを考えると、自分なりに考えている計画を少し早めないと─と、コロナの影響で思い始めたのである。
そう、
コロナがいったい、いつ終わるのかは判らないけれど、終息しても、パラダイムの変換が余儀なくされるのは確実。
戦前、戦後という言葉があるが、
コロナ前、コロナ後という言葉が生れるくらい、社会は変わっているかもしれないから、ちょっと急がなければと、ここに来て、急遽、思い始めたのである。
コロナ下で迎えた71歳の誕生日、後、4、5年は、元気で楽しく生きたいから…
最近は空手を習う女性が多いのだそう
女を見くびったらアカンでよう
「お嬢さん、この辺は、ひとり歩きじゃ危ないよ、私が送りましょう」 「いえ、ありがとうございます。私は1人で大丈夫ですから」 「そう、それじゃ、気をつけてね」
用事を済ませて帰り道
男が木にうずくまってうなっている。
「どうしたの」と声をかけると
「さっき、いい女が通ったので、チョッカイだしたら、つぇーの何のって、アットいう間に投げられて、バシっと一発。気がつくとこの様よ、人はみかけによらないねぇ」
「そりゃぁ、おメエが悪い。そこで、暫く反省しとくんだな」
ああいう奴は許しちゃイカン、絶対に
最近、女性たちに空手が人気なのだとか。
ダイエットと護身、両方にいいからね。
「振られっちまったぜ」
そんなんで、いらつくなよ。
そのうち、また、いいのが出て来るよ。
いいや、俺が好きなのは彼女なんだよ。
だってオマエ、振られたんだろう。
そうだけどサー
だったら諦めろよ 「…」
なんだよオマエだらしねえなぁ、
だから触られるんだよ…
そんな会話が聞こえてきそう。
天気が良かったので、カメラを持って散歩。
自然って、ほんとうに楽しいね。
だって、こんな絵、なかなか描けないもの…
ナンチャッテ クリムト
連想したのは「接吻」という絵なのだけれど…
イヤ 君とはちょと。
そう、そう、
今は、濃厚接触はお上のお達しで、避けなければいけないから。
そう、時代劇で出てくる
「下」
と書いた封書に書かれたお達し。
エッ 知らないの。
そうだよね、
君たちには関係ないものね。
濃厚接触とは?
最初、「濃厚接触」という言葉を聞いた時には、
「70歳の高齢者に誰がそんなものしてくれるか」
と思った。が、それは大きな勘違いだった。
でも誰がこんな言葉作ったんだろうね。
言葉のイメージからすると、どう見ても、僕の方が正しいよね。
3密も、なんか意味深だよね。
オリンピックがあるから、感染者数は秘密にしよう。
マスクはどこが作ったか、言わないことにしよう。
どうしてマスク2枚、郵送で配ることに拘るのか、その理由は言わないようにしようということかと思ったら、密集しない。密閉しない、もう1つなんだったっけ。おっ、そうそう
密席だった。
そう言えば、昨日、オープンと同時にお風呂屋のノレンをくぐろうと思ったら
店主が
「前のお客様との距離は2メートル開けて入場してください。そういう決まりになっているので」
と、入り口で説明していた。
お風呂屋さん、入り口だけ、人との距離を2メートル 何か意味あるの
やっていることが、なんかダサくて今一 ピントこないしスッキリしない。
と言いながら、こちらにいい知恵があるわけじゃないから、黙って従うしかないんだけどね…
鬱陶しいね本当に…