普通は考えられないよね、この配色。
でも、こういう場面に出くわして、ハッとして、撮らされてしまったという感じ。
色の研究をしている人、何人かは取材したことはある。が、法則など、難しすぎて、さっぱり分からない。
覚えていることは、顔の近くに持ってくる色によって、顔の輝きがガラリと変わるということと、有名なメイクの先生に聞いた、チーク(頬紅)を選ぶ時には、自分の血の色で選ぶといいというお話位かな。
自分の基本の色は?
この話は、女性とお喋りする時に有効なのでよく使うのだが、
「親指と人差し指を合わせてチョット力を入れると、人差し指の先の方が赤くなるでしょう。それがあなたの血の色なの。だから、その色のチークがあなたの色なわけ」
僕はチークを使わないから分からないんだけど、話を聞いた女性は、
「そうなんだ」と、関心を示して、聞いてくれるのである。
ついでに、さき程の、顔を引き立たせる小物として、スカーフが有効という話も、興味を持たれる。
色、配色に関しては、その位しか覚えてないので、直観でしか語れないのだが、今までの経験から、自然に咲く花は、いろんな色が入り乱れても調和する。しかし、人工色のものは、そぐわない色が近くにくると、反発しあって雰囲気を壊すのに、本物の和服と帯は、どんなのが来てもうまく溶け合う。
有名ブランド品というのは総じて色がよく、どんな色を持ってきても、うまく融合してくれるというのが、僕の法則。
わざわざなんで、その組み合わせという人も結構めだつ
今は昔と違って、売っている洋服その物のセンスがいいのだから、外すことはないと思うのだが、電車などに乗っていると、
「わざわざ、なんで、そんな配色にするの」と、つい思ってしまう人も結構目立つ。
そんなことを言うと、
「そう言っている自分はどうなの」
と突っ込まれると、アハハと笑うしかないのだが、自分のことはさておいて、人のことは気になるものなのである。
最近、SNSに乗せる時、自分では、写真がより引き立つようにと、額をつけ、マットに色を敷いているのだが、毎回、この色を決めるのに、結構悩む。
しかし、しかし、しかし…
見た人の目には、どう映ってるんだろうね?
それこそ、「なんで、この写真にこの色」などと思われているかも知れないのだが、それが僕のセンスなので、仕方がない。
でも、思った、
悩むと、何もできなくなってしまうから、何事も考えないで、「エイヤー」でやった方が、総じてうまく行くと。
(僕の人生経験から、そういうと知り合いは、お前にはそれしかできないと言って笑うかもしれないけれど)
決めたら、それで通す、どうやらそれがいいらしい
知り合いに、一度だけ競馬で160万円とったのがいる。
以来、ずっと負けているのだが、その人が言うには、
直前までは、これでと思って行っているのに、買うだんになって、気持ちが変わって…
「最初に決めていたのを買っておけば当たってたのに」という愚痴ばかり。
最初の閃き、ファーストインスピレーション、これは大事だよね、僕だったら、気持ちが変わっても、それは残しておくと思うけどね…
色の話から、またまた流れてしまった。が、直観、ファーストインスピレーション、これはやっぱり大事だね、色を決める場合にもね…そう信じているのである