つれづれ コラム フォトエッセイ 写真エッセイ 雑記

カワセミ

投稿日:

エー 公園まで取り上げられたら、どこで遊ぶんだよ…

写真を撮り行こうと思っても、国営、都営の公園が閉鎖になっているから、何処にも行けない。
電車、参拝はOKで、なんで公園がダメなの…
理屈に合わないんだけれど、
自分たちは何をやってもOKで庶民はダメ、それで何かの手を打ったつもり…
「いいかげんにしろよな」と声をあげたくなるけれど、そこはグッとこらえて、行けそうなところを探す。
で、「あそこなら」と、いうところを思い出して行ったら、なんとなんとなんと、カワセミが出迎えてくれたの。

こういう時には、とりあえずシャッターを切る。これ鉄則

そうしてから、ディスタンスを変えてもう一枚。
だけど、ちょっと遠い。
コンバータを着けなければ━とリュックを降ろし、手を入れて探すが、それらしき感触がない。
鳥を気にしながらリュックの蓋を全開にして探すがない。
「しまった」
忘れてきたんだと諦めて、カメラを構えたところで、鳥さん、ヒューと飛び立ってしまった。
一度飛び立つと、なかなか帰ってこない。
諦めて、モニターを確認すると、そんなにバカデカイ画像にする分けではないし、大丈夫、そう思って、その場所を離れたのだった。

本当にバカだな、大事なところで大事なものを忘れている。よくそれで仕事ができてたよと(笑い)

そう言えば、フイルムを忘れて、ラボに電話して届けてもらったことがあった。
レンズを忘れて、カメラ屋に飛び込んだら、スタンダードのレンズはあるのだけれど、サイフを見たら、お金が足りない。カードは扱ってないという店で、名刺を出し、事情を説明して、後でお金を送ったこともあった。

正気ではなかなか出来ないことも、必死になると、なんとかなるから不思議だよね。真剣さは、やっぱり伝わるらしい、本当に本当に本当に、いろんな経験をさせてもらったよ(笑い)。

青島では、マッサージに行って、飛行機のチケットを落とし、飛行場に行き、クレジットカードでチケットを購入し、サインをするためにボールペンを持ったところに電話が来て、出ると、
エアーチケットあったよという知らせ。
あの時は、本当に驚いた。

そんなことを書きだすと、あまりにも沢山ありすぎて、「よく生きてこれたよな」と言われそうだけど、本当にそうなのである。

正月からまた、嫌なことを思い出したね(笑い)
でも、大丈夫、こんな僕でも、ちゃんと生きてこれたんだから…
そう言えば、鷺宮の蕎麦屋
(店のつくりは大したことないんだけどね、肴も酒も、ここ、とっても美味しいの。まさに蕎麦屋の酒だね)
に知り合いと行って、支払いをしようかと思ったら、ゼンゼン足りないの。
カードは使えるかと言ったら、カードは扱ってないと。
「じゃあ、この人、人質に置いてセブンイレブンまで行ってくるから」
そういうのもやったことがある。
懐かしいねぇ…

なんだか今回は、嘆きの壁のレポートみたいになっちゃった。

しかし、そういうのも僕にとっては、貴重な思いで。
先日、阿佐ヶ谷の「茶とあん」(同郷の人がしているお店)で、居合わせた若い女性と意気投合してブログなど見せていたら
「物を書くって、恥ずかしくないんですか…私、なんか恥かしくて」と。
「ハハハ、そんな感覚、とっくになくなっちゃった。でも、考えてみたらそうだよね…余程の厚顔でなきゃ、こんなことできないよね、カラオケだってそうだよね、余程の厚顔でなきゃ、人前で歌なんか歌えないよね…」
不意をつかれた質問で、狼狽えてしまった(笑い)

 

-つれづれ, コラム, フォトエッセイ, 写真エッセイ, 雑記

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

一枚の写真には、数万語におよぶ記憶が書き込まれている

目次ビギナーズラックカメラを持ったのは、この時が初めて、その時 撮った写真でいきなり受賞コンテンポラリフォトグラフィーの時代今まさにこの瞬間を「私は写真家の久保と結婚したのであって、ビジネスマンの久保 …

顔写真に始まり顔写真に終わる。そんなことをいった時代もありました

目次フリマ主催者から、写真家として参加しませんかという誘いが写真は顔写真に始まり顔写真に終わると言われていたコラムちょっといい話し顔写真は被写体(写す人)との真剣勝負いい顔とは顔は履歴書今日のお話しの …

左むけ左、ヨーシ、鳩もこうして号令されてるのかねぇ、決まってるじゃん

目次久しぶりにカメラで遊ぶだが、なぜか、カメラを持つと、ちょっと人が変わって粘れるんだ…エッ、何が面白かったの?自分ではそれを、成長と思っているのだけれど、まぁ、慣れだよね… タバコも、「これで止める …

東京の河 武蔵五日市 駅の近く 

目次武蔵五日 秋川、数馬への道…沢小屋だるまストーブのある風景休みと言えば、そこに行っていたしかし、五日市は車で走り抜けるだけだから、こんなにゆっくり見たのは初めて 武蔵五日 秋川、数馬への道… よく …

枝垂れ櫻には、簡単には表現できない女の色香があると思うのは僕だけ

目次なんとなく、何処とく、粋筋の女性を思わせる花枝垂れ櫻の花言葉は、円熟した美人やっぱり、写真は心のビジュアル化それにしても、この風景、いいよね… なんとなく、何処とく、粋筋の女性を思わせる花 上から …

広告


 

名前:クボッチ

写真好き トレンドを中心に書いていきます