discover essei photo

望遠レンズを愉しむ なんとなくふんわりはんなり春のどか

投稿日:

目次

なんとなくいい感じ

例によって、
玩具のカメラの望遠なんだけど
安物だからちょっとフォーカスがね
でも
そのフンワリした感じが

好きなの…

欠点を長所にする 考え方だねぇ…

普通の感覚なら
それは
「なんだ…」
と言うことで嫌われるんだけど
それを(その癖)を長所ととらえれば
それはそれで素晴らしい
一本の筆なのである

こういう雰囲気
僕は好きなの…

ソフトフォーカスのこの感じ…
昔 鳥取に暫く滞在して
豪華本の
「倉吉・東伯今昔写真帖」
(郷土出版社 定価11000円 1000部限定)
という本を作ったことがあるの、
その時に目にした写真にえらく心を揺さぶられたものがあったの。
写真家の名前は
塩谷定好氏(1899~1988年)
僕が行った頃にはなかったけれど
後に塩谷定好写真記念館ができたというのを
知り合いが教えてくれた。

塩谷定由
この人は生涯にわたって山陰の自然や人を撮り続けた写真家なんだけど、
その作品がちょっと変わっていて、
全部がソフトフォーカス(軟焦点)で、
なんとも言えない味をだしているの…

これは
かつて流行した「ベス単のフード外し」という作法…
ベスタン
(これは1910年に米コダック社が発売したベスト判カメラVESTPOKETKODAKにレンズのことで
フード外しとは
そのカメラのレンズの先端にねじ込まれている金属製のフードを外し絞りを開くと
強い球面収差が生じ
て独特のソフトフォーカス(軟焦点)の写真が撮れるの

塩谷定好氏は
この方法を多様して
芸術写真の分野で国内の草分け的存在となった写真家
もしかしたら、
その作品が目の中に焼き付いていて、
しれを意識しているのかも知れないね…

人が言うボロンチョン
それが僕は好きなの

僕が玩具といっているこのカメラ
そのの紹介記事や書き込みをみると、
本当にボロンチョンなんだけど、
僕はそこに魅力を感じて愛用しているのである
そのカメラがつくり出してくれるのがこういう写真

なんともいえない味があるよね…
(自分の作品を褒めているのではありません)

こういうムード好きだなぁ…

でももう発売してないし、
壊れたら修理きかないから大事に使うしかないんだけれど
まだ動いているうちにコレクション増やしておかなければ…だよね
(これは今思ったの)
そう考えると、
道具も人も
ちょっと癖があった方がいいのかも知れないね…(笑い)
今日も愉し
明日も愉し
これでまた暫くは写真撮るの
楽しめそう…

 

-discover, essei, photo

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

スマホカメラを愉しむ なんとなく遠い昔に見たような 

再びの青春
いいねぇ…
恋する気持ち、
やっぱり大切だよねぇ…(笑い)
まさに若返りのメディスン…
ホルモンの若返り
これが大切なんだ…

スマホカメラを愉しむ 八重咲のどくだみの花華やかに

スマホカメラって本当に楽しい…
花とも鳥とも風景でも…
誰とでも気軽にお喋りをして楽しめるから…
亡くなった友人が言っていた
「お前を誘いだすのは、寂しいから…」と
その心境がなんとなく分かるような気がする
一人はいいけど やっぱり寂しい

写真を愉しむ 集団的パラダイムシフトイベント正月とは

友達が、
「氏神様 阿佐ヶ谷は神明宮か」と言ってきたので、
「抜け道として通るけれど、お参りはしたことありません」
そう返事を返すと、
吉備王国の人にとっては敵だからね、
でも後に帰順しているのだから、頭くらいは下げとけばと…

そうなのか、僕は吉備人なのか、そんなことも知らなかった…

僕には何かに縋ろうという、そんな気持ちがさらさらなである。
自分は自分として愉しめることをするだけ、そう思っているのだ、

スマホカメラを愉しむ 桔梗花 凛として艶やかに

昨日夢の中で
7月に待ち人来たるという卦辞が…
これも何かの予兆…
そんなことを考えるのがまた楽しい…

スマホカメラを愉しむ 空間の美 凛という漢字がよく似合う

花を花として見るのではなく、そこに一つの宇宙を見る
これこそまさに、
一粒の砂に世界を見、
一輪の野の花に天を見る。
ウィリアム・ブレイクんんの宇宙観ではないか…
そうか、そうなんだ…
物を見るとは、そういうことだったんだと、教えられたのだった。
散歩いいね、
写真いいね…
散歩はまさに哲学の道だな…