essei photo

写真を愉しむ 美しい、安易なそんな言葉は使いたくないけれど… 

投稿日:

美しい
安易なそんな言葉は使いたくないけれど、
ほかに、このバラを言い表す言葉を僕は知らない…

昔、雑誌社をやったことがあるの。
3年程の短い期間だったが、今から思えば結構な雑誌だった。
マンスリーで120ページ
カラーページも8から16ページあった、
サイズはA4サイズ。
小人数でやっていたから大変だった、
やっと下阪したと思ったら、次の号の締め切りが、もう目の前に迫っているの
皆、
月曜日には、1週間分のお泊りセットをもって会社にくるの
西荻窪の松庵というところで、高級マンションだった。
広いい事務所で、
和室の部屋もついていた。
洗濯ものは干せないマンションだったから、大きな乾燥機もついていた。
リビングも結構広かった。
しかし、そこはタコ部屋、
夜中、みんなそこでゴロ寝しているの
合宿生活 
最後は、お金の問題などいろいろあって大変だったが、今となっては楽しい思い出
雑誌のタイトルは「フィットネスジャパン」(JAマガジン社)
僕はそこで副編をやっていたのだけれど、
「この雑誌では、好きとか、可愛いとか、美しいという安易な表現は極力使わないように」という指令を出していた。
皆苦しんんでいたんだろうね…
そういう言葉を使わないで、そう感じるような原稿を書くようにと…
言った手前、
一番苦しんんだのは、僕だったかも知れない…
だって僕、勉強してなかったし…
でもでもでも、
もしかしたら、それが、書く力をつけてくれたのかななんんて思ったりもしているのである。
面白かったねぇ…
無茶苦茶だったねぇ…
僕は炊事係、
お好み焼き作ったり、焼きそば作ったり…
そう、42歳の厄年本番で作った雑誌社、若かったねぇ…
でも、面白かった…
コンンピュータなんんてないよ。
ワープロもっていたのは僕一人で、
手書きで原稿書いていたのだから…
こにいた新人の女性に取材アポをとってもらってたの
「簡単だから、電話して 取材意図告げて 時間と場所を決めればいいだけだから…」
恐いもの知らず、よくやったよねぇ…
登場して欲しい大物、
どんどんアポをとってくれるの
後にその女性と、企画、制作の編集プロダクション
「サムシンングエルス」という会社を立ち上げるのだが、
「コピーとって」と言われてもたもたしていたら
「社長でなかったらクビですよ」とか
「校正頼まれてもたもたしていたら」
「もう、いいです。その辺で遊んでてください」ともうボロンチョンに…
仕事は、一人で廻していた、そんな感じだった…
いい会社だった。
まるでおもちゃ箱のような面白い会社だった。
20数年、本当に楽しい会社だった。
白いバラの写真からとんでもない話に、
雑文はそれが楽しい…

-essei, photo

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

写真を愉しむ「あら可愛いバイモソウ ワタシこの花すきなの」見知らぬ女性のその言葉につられて僕もつい

昨日はインタビューの文字起こし
聴いて、スマホに喋って文字変換
ロングインタビュー
文字数にして1万を超えていた…
これからそれを読み込んで…
データから記事への橋掛け、
これが大変なんだよね…(笑い)

スマホカメラで撮影、春の風を楽しむクリスマスローズの花の印象

なぜ春は他の季節に比べて強風が吹きやすいのか?

その理由は
「南北の温度差が大きい」かららしい。
説明では
「春になるにつれ、季節の進行とともに南では暖かくなる」
ところが、北にはまだ寒気が残っている。
その寒気に向けて、
南の暖かい暖気が北上するためで、
日本付近で、
暖気と寒気がぶつかり合い
南北の温度差が生まれ
低気圧が発達するためで、
その発達した低気圧が強風を吹かせるらしい。

雑煮食べ 真白き画布をじっとみる 

心と心で交流できる人少なくなったけど、
そういう人と出会うと本当に嬉しいし
本当に楽しい…
だから僕は、
チャンスがあれば、
できる限り多くの人と会って交流したいと思っているの
「アッソウ そうなんだ 知らなかった…」
そうやっていろんなことを教えられてね…
それが楽しいの…
しかしこれは
年寄りだから出来ることなのかもね…(笑い)
そういう意味で、
今年も多いに愉しもう

あけましておめでとうございます
本年もご指導よろしくお願い申しあげます
               久保雅督

スマホカメラを楽しむ 今日はカカオ この植物なんとも不思議 見るとつ撮らされるの

それにしても還暦とはよく言ったものだよぇ…
子供帰り
僕はすでに還暦から10年もたっているのだから
精神年齢は相当に子供になっているなこれは…
でもでもでも…
そういう感覚でなければ掴めないものがあるのではないか
そう思って頑張っているのである
そう、
こうしていると、
今日も愉し明日も愉しでいられるから…ね(笑い)
散歩 写真 本当に楽しい…

写真を愉しむ 古いフイルムの中を旅する成都の山奥の少数民族の村

写真見ていると、いろんなことが思いだされる
写真って、本当に素晴らしい
記憶装置として、これほど楽しいものはない
つくづくそう思うのである