コラム フォトエッセイ 雑記

ヒシガタホウライシダ

投稿日:

目次

やっぱり個性だよね

もしもこれが、普通の葉っぱだったら、撮ってなかったと思う。
そう、「ひし形」というネームが目に入って、「エッ」と思って見たら「なる程」
そう思って眺めていたら、パターンがスーと、イメージとして浮かんで来たので、その声に従って撮ったのだが、いい写真になったと、自分では思っているのである。

そうか、個性か…

文章でも写真でも、生き方でも、やっぱり「自分らしさ」というのを意識しなければ、ダメなんだ。
まあ、僕の場合は、すべてが人と同じようには出来ないから、なりゆきに任せていたら、ちょっと風変わりな人となって、そのお陰でなんとか生きてこれたのだけれど、多分、恐らく僕は、アスヘルガーだったと思う。
だって、今でも、「自分の関心・やり方・ペースの維持」でしか生きてないもの…(笑い)
そう、だから、社会が素直に僕を受け入れてくれなかったから、さっさと独立して、フリーランサーという生き方を選んだの。

子供の頃から、ちょっと考え方が変わっていたらしい

そう言えば。幼い頃友達に
「おめえは、人と反対の方向から物を考えるんだよね、まあ、結果は同じところに行くんだけれど、なんか変」とよく言われた。
今もその壁はあって、ちょっとクリエーターぽい職業にいたから、なんとかやってこれたけど、サラリーマンとしてはやっぱり務まってなかったと思う。
そういうことを考えると、やっぱり、流れに沿って生きてきたということは、僕にとっては正解だったということになるのである。

つい先日も、そういう話で盛り上がったのだった

先日も、75歳で現役女性ライターと話していて、話題がそういう方向になった時
「そうだよ、僕はアスフェルガー。その特徴をうまく利用しているの」
そう言うと、
「なる程、そうなんだ、でも、いいよね、それが魅力になってるんだから」
「…」
褒められてるのかどうなのかよく分らないけれど、そういうことを言われた。
そうなんだ、「アスフェルガー」と言えば、なんか病気みたいだけれど、個性と言えば、素晴らしいことのように思えてくるから面白いね…

いいも悪いも、そうして70年、今さら何を言ってもである。

多分、こういう性格になったのは、僕が物心ついた頃から母親が勤めに出たから、
姉曰く、僕は野生児として生きてきたからだと思う…
ああ、今日もまたの記事になってしまった。
いいのいいの、続けることこそ意義だから…
ハハ、いい性格…

-コラム, フォトエッセイ, 雑記

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

なんとなく、そう、なんとなく魅力的な花、クロホウシ

目次 もう何度も撮ってるんだけど、 見るとやっぱり撮ってしまう。 なんか、惹かれるんだよねこの花。 黒法師 てっきり黒帽子かと思っていたら、お坊さん。   黒魔術師というオカルト集団を連想す …

額縁って面白いね、なんでもいい、あるものに額縁をつければ作品として成立するんだもの

目次 写真、それは自惚れの世界だと思う パッと見て、エーと思うような写真でも、額縁をつけると ホーという作品?に見えてくる…  面白いね… これに(掲載した写真に) 例えば「composition」と …

第28回 国際平和美術展に出品したインスタグラム友達の作品「慈心」

会場で漏れ聞こえてくる話に耳をそばだてると、
この展覧会はこの後、ニューヨークに行くのだとか、凄いね、
廣野さんのSNSだと、その後、この桜、お室の仁和寺(京都)に展示されるのだそう。
確か、昨年の作品は「お買い上げになった」と記憶しているけど。

セミの種類 調べてみたけど、難しい 分かったのはクマゼミとアブラゼミだけ

郷愁を誘うヒグラシの声
夏の終わり、森の中を歩いていると「カナカナ カナカナ」と小さな声で聞こえてくるヒグラシの声を聴くと、「Aa」と、ちょっとセンチな気分になるんだけど、情緒があっていいよね。

朴の花 花も美しいが、葉っぱも大きくて香りがいいのでお皿がわりに

目次 朴の花 この花には、特別の何かを感じるのだけれど、その何かとは何かが分からない 神秘的というのだろうか、宇宙的というのだろうか… 感覚だから、いくら考えても、よく分らないのだが、美しいとか、そう …