cooking essei

薩摩芋とレモンをポンポンと切ってチンするだけの簡単スイーツ

投稿日:2021年10月2日 更新日:

薩摩芋とレモンの簡単スイーツ

僕らが子供の頃には、「スイーツ」なんて言葉はないけれど、お袋が作ってくれた、薩摩芋とレモンを煮たおやつ、ちょっと都会の食べ物みたいで好きだった。

今日書きたいのは、そういう路線じゃないんだよ

ちょっとまて…
それじゃ、「お袋の味」
今日書きたいのは、そうじゃないんだよ…
なんていうのかな、もうちょっとセンスよく、ハイカラにいきたいんだよ…
例えば「チッチとサリー」のように(ちょっと古いか、笑い)
そういう路線かぁ…
「ウーン」
「…」
「秋ですね、午後のティーなんてどう」
「あら、枯れ葉の中でいいですねぇ」
「そう思って、レトロだけど美味しいスイーツつくってきたの」
「アラー、美味しそう」
「合いますねぇ、紅茶とレモンとサツマイモのスイーツ」
「いいですねぇ」
もうちょっと違うけど、大分、お洒落ぽっくなってきた。
「ウーン」
「…」
「冷えますねぇ」
「秋ですねぇ」
「紅茶なんてどう」
「いいですね」
「はいこれ」
「あら、これ何」
「レモンのいい香り」
「サツマイモ、美味しそうだったから、レンジで簡単に」
「いいね、紅茶に合いますねぇ…」

「いい感じになってきたけど、もうちょっとだな」
「…」

「薩摩芋とレモン煮」と言えば「お袋の味だけど「サツマイモとレモンのスイーツ」と言うと、それだけでレディーのお洒落な食べ物になる(笑い)

まさに言葉は魔法だね…
でもね、イメージは、言う人によってもまた変わるんだよね(笑い)
しかし、しかし、しかし…
こんな感じというのがあっても、言葉でそれを伝えるの本当に難しい。
そう、体験がないとやっぱりねぇ…

そう言えば昔、有名な磁器メーカのコーヒー茶碗の写真に合わせるエッセイを頼まれたことがある。

家では、生活の臭いのするところでは、いくら考えても出てこないから、よく行く喫茶店に行って
イスタンプールからイタリア、スイス、フランスへと移動するにしたがって、コーヒーの味は段々と薄くなり、
ドーバー海峡を渡ってイギリスに入ると、コーヒーよりも紅茶が主流になるという内容のエッセイを書いたことがある。が、
それは、オリエント急行で体験したコーヒー事情が分かっていたから書けたエッセイだった。
やっぱり、大切なのは、取材、体験だと、その時、つくづく思った。
だって、恋した経験がなければ、想像では心に響く恋物語りは書けないものね(笑い)
なんだかとりとめのない戯言になってしまったが、たまにはいいよね、こういうのも(笑い)
ははは、いい加減、スイーツ美味しかったよ、とっても…

-cooking, essei

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

スマホカメラを愉しむ ある葉っぱの表情

写真を見ながらの空想
「イヤ そんなにきつく噛んじゃ…」
「アッ ゴメン 痛かった」
「ウン ちょっとね…」
 こういう感覚を言葉にすると
「痛 気持ちがいい(イタ キモチガイイ)」というらしい
 知り合いに快楽マッサージ師がいて、
 その人から表情を示すいろんな表現を沢山聴いたの…
 その道にはその道の専門用語があるんだね…(笑い)
 

望遠レンズを愉しむ ほんのりと なんとも優し 春の色

目次望遠レンズ面白いね雰囲気を一言で言い表す言葉難しい写真につける春の色、 それを表す言葉 どんな言葉があるのかと 知っている限り つぶやいてみたの はんなり ほんのり ふんわか ほんわか なんとなく …

花月庵 武蔵関(練馬区)で人気の蕎麦屋さん

何んの話をしてたんだっけ、
そうそう、
武蔵関の蕎麦屋さんの気配りだったね…
ウン そう、
そういう文化がだんだんと薄れてきたのが今から4、50年程前頃からか…
その頃、気配りの勧めとか、一期一会とか…
そういう言葉が流行語になっていたもの…
僕の知り合いなんかね
「木を配るのが大切なんだ」とか、
分けのわからんことを、
で、
理由を尋ねると
「きくばりの勧め」という本が話題なの…
あほらしい…
でも、でも、でも…
やっぱりね、
そういう心遣い、
機微というのかねぇ…
大切だと思うのは、
年のせいなのだろうか

写真を愉しむ 縄文人の暮らしぶり 遺跡探訪にはロマンがある

これからの休みには新しい写真もさることながら、
こういう整理もちゃんとやらなければだよね…

スマホで撮影、アメ横にて、スマホ、スナップには理想のカメラ

靴磨きか、新宿駅前の路上とか、よく磨いてもらったなぁ…
トレンチを肩に羽織って、小さな椅子に座って、タバコ燻らしながら…懐かしいねぇ…
くつ磨いてもらうのとても好きだったの、なんか、映画撮ってるみたいで(笑い)
なんか、オイルみたいなのをチョンチョンとつけて、何種類もの布をとっかえひっかえして丁寧に…
普通の革靴がエナメルのようにピカピカに輝きだすの…
値段は確か500円位だったかな…
そんなのを見ると、
「お金をとる、お金がとれる」技術って、凄いと思ったよ…
何につけても、プロはまさにプロフェッショナルだった…
それがいつのまにか、その図式が壊れてしまって…ねぇ…
まぁ、それも時代のながれ…なんだよね
スマホカメラにスッカリはまってしまった、最近の僕、しばらく、それを書いてみようかと思ってるのだけど、続けられるかなぁ…

広告


 

名前:クボッチ

写真好き トレンドを中心に書いていきます