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「燃える秋」本当はこの言葉使いたくないんだけれど、他にいいようがないので

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「燃える」「萌える」、その違いは…

この写真にタイトルをつけようと思って、
「燃える秋」
念のために検索かけたら小説があった。五木寛之
僕はその小説、知らなかったので、あちゃと思って、避けようと思い、他に言葉はないかと探したのだけれど、的確なのがないので、それで行くことことにした。
こういう場合は、その言葉、使っていいのか気になるが、仕方がないよね、それしかいいようがないのだから…

でも、念のために「萌える」という字も調べてみたのだが、意味が違う。
「燃える」は燃焼、「萌える」は草木が芽吹くという意味で、やっぱり、写真の場合は、「燃える」でなければならないのである。

紅葉の場合はやはり燃えているのである

大きなモニターに写真を映し出して眺めていたら、やっぱり燃えているんだよね、印象として、オレンジの炎が燃え上がっている、そのように見えるのである。
紅葉、季節の最後に華やかに燃え上がって、見栄をきるというのかねぇ…本当に本当に本当に美しい…
こういうのを見て感動していると、
最後はやっぱり、燃え尽きて逝きたいなとつい…

紅葉を見て、そこに人生を重ねるのはやっぱりセンチ…

人生って、いったい何だったんだろうねぇ…
答えの出ない答えを探してもしようがないのだけれど、今はもう、楽しかったことしか思い出せない(笑い)
現実の人生は、決してそんなことはなかったと思うんだけれど、都合のいいことしか覚えていないの、ハハハ、だから「安楽院気楽居士」と言われているの…

別に自分が選んで、その道を歩いてきたわけではなく、流れにそって生きていたらこうなっただけなんだけれど、本当に本当に本当に、面白かったし、楽しかった…

やりたいことをやりたいようにやって、本当に楽しかった…
後は余韻、余禄を楽しむだけ…
そう、トラックレコードを思い出しては、こうしてしたためながら…
いつもは秋になると、センチな心になるのだけれど、すべてを諦めたせいか、ちょっと様子が変わってきた…
しかし、深まる秋を感じながら、こんなことを思うのも、やっぱりこれもセンチなんだよね…

紅葉に
被せて覗く
人生は   (雅督)
なんちゃってね、最近、俳句を始めたの、出鱈目俳句だけど、575にすれば調子いいから…
本当は僕は短歌風、しかも字余りが好きなんだけどね…

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フっとそんなことを思っているこの頃である