つい心惹かれる形ってあるよね
この形
この色彩
この
雰囲気…
心の奥底に呼びかけてくる
その声は、
神秘のベールに包まれて
はっきりとは聞き取れないいが、
心を落ち着かせ
まるで母の胎内にいるよな
そんな優しささえ感じさせてくれるのである。
確かに僕は、宗教家の家に生まれ、
首には祖父(父方の)が一生懸命拝み込んだ、
弘法大師のペンダントの御守が、金の鎖で加工されてかけられている
高野山大師教会の入り口を入ったところには、祖父の顕彰碑が建てられている。
しかし僕は、
「神…仏… そんなもの…」と普段は否定しながら、
観音様の姿 形 その雰囲気を愛しており、
花の中に般若心経の宇宙を見出し、
それに感じたことを素直に書いて
「写真集般若心経」(豆しば書房編集 電子書籍ペーパーバックAmazonで販売)を出したりと、
極めて矛盾したデタラメな生活をしているのだが、
花の写真を撮ったりしている時に、
写真のような姿、形 雰囲気出会うと、
つい心惹かれて
感じ入ってしまうのは、一体 何なんだろうか…
仏、神…
そんなものと、普段は存在すら否定し続けているのに、
その片方で、タオ、その考えかたには同調しているという、極めて矛盾した出鱈目な考え方をしているのだが、
心の中、その奥底ではきっと、宗教的思考というのを好んでいるのかもね…
もしかしたら、
天の邪鬼だから、その矛盾の中にいることが、心地良いのかしれないね…
そして困っ時には
「南無観世音菩薩様 南無地蔵尊菩薩様」と母から教わった呪文を唱え、
数々の奇跡とも呼べる現象で救ってもらいながら、よくもマァと思うのだが、
それが僕なのである…
これじゃやっぱり、大成しないよね…(笑い)
本当にいい加減な奴だよね
自分でもそう思うやっかいな奴なのだが、その矛盾の中にいて、
例えば花のなかに、そういう形、姿雰囲気を感じると、
ああ…と感動してつい撮ってしまうのである
もしかしたら、それが、DNAの中にある因子の働きなのだろうか…なんてね(笑い)
花の名前は
ツインベルギア・マイソレンシスというのだそう