写真エッセイ 思いつき 雑記

島桜 咲いている姿がすでに生け花…

投稿日:

忘れていた大切なものを思い起させてくれた花「シマサクラ」

シマサクラ アカネ科の花らしい(桜はバラ科)
咲いている姿が、生け花を思わせる、そんな雰囲気に惹かれて一枚。

生け花、
見る度に、「ヘー」と感心させられる。
だって、花器と花のコンポジション…
それこそまさに空間の芸術で、特別の宇宙をそこに創り出すんだものね…
とても心惹かれる。

タオ(道)まさに「花道」だとつくづく思う…

こういうの(生け花)を見ると、
日本人の感性って、やっぱり凄い、世界に誇れる文化だと、つくづく思う。
調べてみると、伝統的な形(小原流とか小笠原流とか小堀流…)には、花をより生かす工夫がそれぞれの流派によってあるらしい。
華やかさだけを追求するのではなく、
侘び寂び、しとやかさ、奥ゆかしさ、しなやか、広がり、無限の宇宙観…
そういうものを、花器と花と、それらを置いてつくりだす特別の宇宙空間芸術…
徹底的に無駄を省き、極めてシンプルでいて、何万語にもまさる表現を作り出す世界…
それは禅であり、芸術であり、哲学であり
ああ、もう何がなんやら、分からなくなってしまった。
「タオ」とは凄い世界だと改めて思うのだった。

やっぱり芭蕉の575 凄いんだ

「古池や蛙飛びこむ水の音」
そう、つきつめれば、すべてがそこに繋がってゆく…
シマザクラ、小笠原の花らしいが、忘れかけていた、そういう大切なものを思い出させてくれたのだった。
たまにはやっぱり、こういう刺激、必要だよね…

 

-写真エッセイ, 思いつき, 雑記

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

若い男女が手をつないで歩く姿につい見とれて

目次俺も、これ やりたい若さって、本当にいいよね 手を繋ぐ、やっぱりみんな、難しいんだ私はいつも待っていたのに公園でみかけた素敵な夫婦奥さん 暮れなずむ空を見ながら何を思っていたのだろうか昔、見た外国 …

思いつきでやったゴーヤの塩揉みとカニ缶(ズワイ蟹)の相性が抜群でとても美味しい

目次火を使わない僕の手料理酒の肴に抜群だけど、僕は一人では酒、飲まないのでパンの友にこの相性も抜群で、SNSに載っけたら、「あれはいい」とゴーヤの塩揉みのポイントは 火を使わない僕の手料理 フッと思い …

マンテビラ 美しいよね、ここから連想されるのは清楚で素敵な女性の姿

目次美しいというのは、ただ姿、形がいいということではない想像の世界では、自分のことは、さておいて…なのである写真を撮りながら花と会話を楽しむ、これが楽しい撮ったり書いたりすると、やっぱりメディア大事な …

セントポーリア 名前がいいと思って調べたら、発見した人に因んでつけられた名前なのだとか

目次セントポーリア、遠くから見ると美しいんだけどねセントポーリア、名前がいいよね昭和45年ころ、この花、ブームといわれる程、人気だったらしい昭和45年、私の駆け出し時代と重なって、俄かに親しみが セン …

薔薇の花言葉 本数や色によって変わるって、知ってた

目次エッ何、ソフトクリームみたい、そんな花言葉はない薔薇は薔薇でいいじゃんねぇ、薔薇(ソウビ)と書くのは、和名で、トゲのある総称である「いばら(茨)」が転訛したものらしい。アッ 芥川龍之介が使っている …

広告


 

名前:クボッチ

写真好き トレンドを中心に書いていきます