コラム 写真エッセイ 雑記

冷気が紅葉をつくり、太陽が美しさを際立たせる、いいね紅葉、秋の風景

投稿日:

目次

「山が燃える」

確かに、そんな雰囲気だよね。
やっぱり紅葉は、外気がグーンと冷え込んでこなければ、美しくならにのだ。
紅い葉っぱをスポットライトを当てたように太陽が照射して、
山が紅く燃えた時の美しさは、感動的で、やっぱりシャッターを切らされる。

美しいものを、美しいと感動して見られることの幸せ…

そういうものに対して、最近は、畏敬(心から服してしまうこと)を感じるようになってきた。
自然と遊び、その美しさを求めて写真を撮り、その美しさを言葉で表現するには…と、思うのだが、
なかなかそれは難しい。

調べて見ると、「紅葉襲」(もみじがさね)という言葉が目にとまった。

紅葉襲とは、表が紅、裏が青のコントラストの強い配色をいうらしい。
ついでながら
病葉(わくらば)とは、夏に変色して散ってしまう葉のことなのだとか。

「紅葉を散らす」というのは、若い女性が赤面すること。

「見る人もなくちにぬる奥山の紅葉は夜の錦なりけり」(紀貫之)というのもある。

子供の頃、先生の弾くオルガンで歌った懐かしい歌

「秋の夕日に照る山もみじ 濃いも薄いも数あるなかで 松をいろどる楓や蔦は 山のふもとの裾模様」
写真を撮りながら、そんな歌を、心のなかで歌っていた。

今までは、そういうこと、気にもしなかったが、やっと、やっと、やっと、そういうことが、素晴らしいことなんだということが、分る(分かったように思える)ようになってきた。
年をとるということは、そういうことなんだね、
えっどういうこと
そうだよね、
エネルギッシュな活動から、静かな動きを楽しむようになる、そういうことかな…

老いを楽しむというのも、なかなかいいことだなと、最近思うようになってきた。

まさに、今日も楽し、明日も楽しである

今日は休み、レンズのテストを兼ねて、神代植物園に行こうか、多摩動物園にいこうかと考えているのだけれど…
やっぱりはやく行って、早く帰らないととね…

 

 

 

 

 

-コラム, 写真エッセイ, 雑記

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

セントポーリア 名前がいいと思って調べたら、発見した人に因んでつけられた名前なのだとか

目次 セントポーリア、遠くから見ると美しいんだけどね 「夜目遠目笠の内」という言葉がある。 この花を見る度に、そんな言葉が脳裏に浮かぶ。 そうなのだ、色は鮮やかで、とても目を惹くんだけれど、レンズで、 …

自然は偉大なアーチスト

目次 酔狂、まさにそんな感じ。 正月はいいねぇ、朝からこうして飲んでられるんだから… やっぱり酒 ハハハ、いいねぇ…酒 「酒無くて何が己が人生ぞ」(牧水) それにしても、うまいよね、この絵 「酔って楽 …

写真が上手いというのと良い写真というのは同義語ではない

目次 時間にゆとりができたので、カメラ持って公園に。 すでに寒桜が満開で、蜜を求めてヒヨドリがいっぱい。 そんなわけで、 今日はひよどり、粘ってみた。 おかげでやっと、 これならという写真が撮れた。 …

ノスタルジックジャーニー わが郷愁の町 岡山県都窪郡吉備町庭瀬

目次   5冊目の電子書籍が昨日から、アマゾンで販売されている。 この本はもともと、キャノンのフォトプレッソ(アルバム)というテンプレートを使って、作っている書籍型アルバム(B6版100ペー …

「あつもり」何と思ったら「あつまれ森の動物たち」というゲームのことだったんだ。

目次 孫に、「こんなのどう」って見せたら、「アッ あっもり」っていうから、「なに」って聞いたら、ゲームのことと。 調べてみると、任天堂のつくったゲームで 自由気ままに暮らせる自分の無人島を作るゲームら …