essei photo

たんかんがお店に出ると春衣装

投稿日:

春を告げる柑橘たんかん

毎年そうなの
たんかんを食べながら、
「重いコ-トはもういらないな」と…
だからたんかんは、
僕にとって、
冬の衣装から春の衣装へと衣替えを知らせてくれる食べ物となっているのである。

たんかんを初めて知ったのはもう十年以上も前だった

鳥取の友人が
青年の頃
海外青年協力隊に参加して、
そこで知り合った友達
(屋久島でたんかんを作っている)
に頼んで
一ケース送ってくれたのが始まりだった。

それは見事なたんかんだった

その人の作るたんかんは、
お米づくりに拘りを持つ僕の友人と同じく、
たんかんを作る土壌に拘り、
水にも拘っていたのだろう
とっても美味しいたんかんだった。
以来
たんかんを見るたびにOHと思って買うのだけれど、
たんかん
本当に美味しい

たんかんの皮は横に転がしながら剥いていくのがいい

皮が薄くててね
友達は
「横に横に転がすように剥いていくと、剥きやすい」
と教えてくれた。
そんなに大きな柑橘ではないけれど、
口に入れると、
甘くて美味しい天然のジュースが
ドバーっと口のなかに広がって本当に本当に本当に美味しいの
で、
昨日は早速セーターは脱ぎ
シルクのシャツの上に
ジャケットを一枚羽織って
昼間公園で写真を撮った後、
「茶とあん」に寄って時間調整をして
パーティーに行って10時過ぎまで…
帰りはちょっと寒かったけれど、
歩いていると、
気持ちがよかった
昨日もまたとっても楽しい一日だった。
ワインを飲みながら、
「白竜」とか「黒龍」というお酒がいいとかね、
新宿に凄く美味しい蕎麦屋がある、
今度はそこで飲もうとかね…(笑い)
手品が披露されたり、
話題が決まってるわけじゃないんだけれどみんな物知り…
何を聞いても新鮮で本当に愉しい
やっぱり何人かが集まって飲む
そして食べるの…
本当に愉しい…
しかし不思議なのは
高齢者の集まりなのに
体とか健康の話題が全然出てこないの…
珍しいよね…(笑い)

 

-essei, photo

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

枯れてなお華 いいね 老いてなお…こういう風に生きたいね 

美しく老いる…いいね
欲望という名の電車を乗り継ぐ旅、若い頃にはそれでいいと思う。
しかし、ひと齢とったら、
全てを捨ててなお華という写真のような雰囲気になれたらいいな…
そんな何かを感じて撮った写真。
たぶん、額紫陽花だと思う。
ドライフラワーになっているのに、いいな━と、思ったのである。

そうか、今年という一年が去っていくんだ。

本当に多くの人が集まる家だった
31日、毎年、夜明けまで宴会が続いた…
「お餅は幾つ、もう起きられよ…」
そんなお袋の声に起こされて居間に行くと、次々にお雑煮が運ばれてくる…
「3っは誰、2つは誰、1つは…」
漆塗りのお椀に入れられたお雑煮には、ゆり根、ホウレンソウ、ブリの照り焼き、海老、紅白の蒲鉾、卵焼き…いろいろ入っていて本当に賑やかだった。

スマホカメラを愉しむ その昔初雪起こし 茶席花

「初雪起こし」よりも「クリスマスローズ」と言った方が
ハイカラでお洒落…
でも、僕は
「初雪起こし」
好きだな
奥深い日本の文化が感じられる…

思いつき料理を愉しむ 広島菜 パスタと合わせ 粉チーズ これ美味い

パスタと言えばエピソードがある
もう随分昔の話である
なんで東京駅だったのかは忘れたけれど
仕事のパートナーの女性とレストランへ
で、
僕はイカ墨スパゲッティーを注文した。
そして出てくると早速
一口 食べて
何これ…
ウエーターを呼んで
「これちょっと食べてみて これお金がとれるもの…」
そう言って食べてもらったところ
お皿をサッと引き上げて
暫くしてから
「スミマセン 確認したところ、お塩を入れ忘れたといくこで、
スミマセンすぐ作りなおします」と
それを聞いて
「イヤ もう結構」
そう言って出たのだが
パートナーの女性が言った
「こんな処でイカ墨を頼むことが間違っている…」
だって、
キレイな立派なレストランだし…と僕

ペーパーバックの写真集「そら空宇宙」(編集まめしば書房)一昨日からAmazonで

今にして思えば…
大学受験に失敗し、
行き場所がなくなって行った写真の学校…
ところが気がつけば、
その世界のなかで生きることこそ使命と思うようになり、
ついには
「これより他に道はない」
そう自分にいいきかせて歩んできたフォトグラファーという道…
悩み、苦しみ…
いろんなことがあったけれど、
今、
あの時
大学受験に失敗して良かったと思っているのである(笑い)
僕の人生はすでに終わっているけれど、
本当に本当に本当に
素晴らしい世界を生きてきたと、
今つくづく思うのである。
写真…
撮って書いて…
本当に楽しい…
そういう意味で
「まめしばさん」と出会えたことに、
このシンクロニシティーに
とても感謝しているのである。

広告


 

名前:クボッチ

写真好き トレンドを中心に書いていきます