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写真を愉しむ 枯れてなお美しく咲くユリの木花(か)

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空に描かれたユリの木花の作り出すパターンが美しい

曇り空 それがかえって良かった
ブルーの空に描かれるシルエットのパターンも美しいと思うけど、
今回は白いバックでよかったと思っているの…

シュールリアリズムはシルエットのリアリズム

昔々知り合った書家の先生が言っていた。
「シュールリアリズムとはシルエットのリアリズムのこと。シルエットの世界こそ超現実なんだ…」と
理屈はよくわからなかったけれど、妙に納得させられた

調べてみると、シュールリアリズムは20世紀最大の潮流と言われる芸術運動

フロイトの精神分析理論に影響を受けた芸術運動で、
無意識の表面化、
無意識と理性の一致を目指した表現スタイルとか…
論理的にはよく分からないが、直観として理解できる(心に響く)そんな感じ
シュールの世界…
なんとなくいいよね、
なんとなく心惹かれる

理屈よりも感じる心だよね

通常は超現実と訳されるんだけど、そんなことはどうでもいいよね、
感じるものがあれば、それでいいんだから…
色のない世界は、なんとなく禅的で、まさにそれは現実を超えている
なる程…
そうか…
そういう意味ではまさに、
シルエットのリアリズムこそ、シュールリアリズムだな…
この写真を見ていると、
友禅の染型が脳裏に浮かんでくる
切り絵作家の小林由美子さん
(パピエコレは小林さんが作った世界)
それこそまさに、
友禅の染型を切るアルバイトで発見した表現方法だったのである。
カッターナイフ1本で作り出すアートの世界
出来上がった作品を 彼女は長野県展に応募に…
しかし残念ながら、落選してしまった。
後にフランスのサロンデボザール展で金賞(グランプリ)を獲得した作品がである
人の評価なんてそんなものなんだよね…
その様子を日本テレビが取り上げて彼女は一気に注目されるようになり、
NHKも
「切り絵のメルヘン」
というタイトルで何度か特番を組んでいる。
僕は彼女の
「時を紡ぐ」(交研社)という本の制作に携わったのが縁で、
彼女のパリでの個展にプロデユサーとして同行することになる
ユリの木の、シルエットの写真を見ていたら、そんなことが思い出された

写真っていいね、
記憶の中にあるいろんなものを思い出させてくれる
これこそまさに、
無意識と現実の一致ではないか…
なる程、
そういうことか…
撮って書いて、本当に楽しい
まさにまさにまさに…
究極 本当に楽しい…

 

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