何をするのも大儀な時はこれ
玉子を焼いただけ…
鮭はコンビニで売ってたし…
胡瓜は適当に切って、
ビニールの袋に入れ、
お塩を入れてもんだのを水洗いして…
なんともアッサリだねぇ…
でも、これ、
お茶漬けにとっても合うの…
お茶漬けは僕の究極の料理だからね…
これを食べると
「日本人に生まれてよかった」と毎回…
飽きがこないよねぇ…
伝統的日本の家庭料理…
見ようによっては貧しさの象徴…
だがその反対もある
エッ
どういうこと…
うん、
最後に何が食べたいか…
どうしよもない愚問だと思うけど、
時々聞かれることがあある…
そんなの聞いてどうするの━と思うけど、
大人だから…
ウーンと考えた振りをして
考えなくても決まっているのだけれど…
僕は
「お茶漬け」と答えるの(笑い)
すると大抵の人が
エッと驚く、
でもね、
それには拘りがあるの…
どんなお茶漬けか
一言で言えば鯛茶漬けなんだけど、
用意するものは鯛の刺身3切れ
それを炊きたての熱いご飯の上に乗せ、
小倉屋(大阪)の塩昆布を2、3辺乗せ、
そこに熱湯玉露をサーとかけて、
下賀茂神社(京都)で売っているすぐき(漬物)2,3切れと、
あれ、
葉っぱが美味しいからその部分を少しのおかずにして…
これこそ僕は究極の料理と思っているのだ。
だからお茶漬け、
決して貧しい料理ではないのだ…(笑い)
そう言えば昔
麻雀をよくやっていた頃、
ある会社の専務がよく言っていた愚痴がある。
100社の中に入る会社の専務だからね…
「うちのカミさんは、結婚して何十年にもなるのに、今だに洋風料理に拘ってるの、僕らの仕事は言ってみれば会食だよねぇ、
始終そういうところで食べていると、
家に帰ってまでそんな料理食べたくないよねぇ…
分かってないんだよ…」と、
会食で食べる料理は、
一通り食べればどれも同じ…
やっぱり最後はお茶漬けがいいんだよね…
無理やり強引なお茶漬け賛歌になってしまったけれど、
お茶漬けこそ、
飽きない究極の料理と僕は思っているのである…
そう言えば最近
おにぎり屋とともにお茶漬けの店ができていて
人気になっているのである。
途中まではお茶漬けにしないで、
海鮮丼を楽しみ、
途中から海苔をかけ、出汁をかけてお茶漬けにするの
1食で二つの味が楽しめるお茶漬け屋
時々行くけど、
美味しいね…
何もない時は
僕は梅干しでお茶漬けも好きだから…
今日も愉し
明日も愉し…
さて今日は何を食べるか…
それを考えるのはまた楽しい…
こんばんは.
こんな時間なのに久保さんのお茶漬けのお写真とおはなしを拝見して、思わず台所に行きそうになりました.笑
鯛茶漬けのくだりなんて、「(食べたことないけれど)それ絶対おいしい!!」と思いました(^^)
わたしは塩昆布も好きです.笑
暑くなってまいりましたのでご自愛ください.