コラム 写真エッセイ 思いつき 雑記

春爛漫の花の色

投稿日:2020年3月29日 更新日:

春爛漫これしか言葉がない。

こう言う言葉を創った人って凄いね。

子供の頃、大人たちが宴会でよく歌っていた、

春爛漫(らんまん)の花の色
紫匂う雲間(くもま)より…

という、うる覚えの歌が、つい口から溢れる。

いいね、春
ポカポカ暖かくて、
気持ちがいい春

思いっ切り空気を吸い込めば、スーッ と 身体が浮き上がりそう…

僕は春生まれだから、身体が特別感じるのかも知れない。

昨日、仕事帰りの夕方、新宿駅で電車を降りたところに電話がかかってきた。

見ると、昨年、仕事先を紹介した、元出版社の社長の息子

「どうしたと聞くと」
「今、グリーントマトに来たんですけど、時間があったら来ませんか」と。

ここのマスターは、僕が25歳の頃からの知り合い。

そのマスターの前からの電話なのだから、行かない分けにはいかないよね…

お腹も空いてたし、何か作ってもらえば、そう思って顔を覗けると、コロナの影響で、他に客はなし。
とりあえず
「お互い、落ちる処まで落ちたな」
そう言って、ビールで乾杯。

 

飲むとやっぱり歌だよね

マスターの奥さんが作ってくてた料理を食べながらひとしきり喋ると、やっぱり歌。

エッ 上手い…

聞いているうちに、俺もとなって、
最近、覚えようとしていると言っても古い曲なんだけど、演歌ではない歌に挑戦。
全然だめだ。

よし、こうなったら、行くしかないな…
「マスター ウイスキーをロックで」

それをグイといくと、いい気分になって、歌い慣れた裕次郎を数曲
「やっぱり歌は、少し酔って、慣れた歌がいいよね」
そう言いながら、さらに数曲。

大きな声で思いっ切り歌うと、やっぱり気持ちがいい。

マスターの奥さん、
僕のブログを読んでくれていて、写真や文章を褒めてくてるから、益々もって、調子に乗ってしまうのである。

こういうお店があると、本当にくつろげる。
「いつまでもやってよね」
そういうと
「どうやって終わらせるかを、毎日考えながらやってるんだよ。始めるのは簡単だけど、終わらせるのは難しいね」と。
「そうだよね」
と、言うしかなかった。
馴染みの店がだんだんと少なくなっているのは、やっぱり寂しい

-コラム, 写真エッセイ, 思いつき, 雑記

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

アドセンスでの収益を目標に、年甲斐もなく勉強を始めたの、行き先のない明日が不安だから

目次またまた「君の名は…」になってしまったこれも、コロナで閉鎖される前に、公園でとった写真。実は昨日、写真を撮りに行こうと思ってたのだけれど、荷物が届くという知らせが来て今、ネット社会で活躍している多 …

この葉っぱを見た瞬間に、ペルソナと勝手に命名してしまった

目次モンステラ(マドカズラ4号)というのだそう初めて体験したカルチャーショックウン、僕の好きなのはベルイマン…なんちゃってね当時は、芸術論を熱く語る人が多かった先日、友人の画伯に頼まれて、絵の複写をし …

オッツ ミュージカル いい声だねぇ なんだか嬉しくなっちゃうねぇ

目次とっても 気持ちよさそう上手いのかって、それにしても、お花の合唱隊、おもい切り声だして、気持ちよさそうだよねぇ「かーなーしみの 向こうに なにーが あるの」 とっても 気持ちよさそう 腹の底から、 …

シャムの舞姫、グロッパ・ウイニティーショウガ科の花らしい

目次「シャムの舞姫」江戸時代末期、この国で活躍した日本人がいるひとつの花から、思わぬ歴史の話が、面白いね 「シャムの舞姫」 これといって特徴はないのだけれど、なんとなく惹かれると思ったら、そうなんだ、 …

シジュウガラ なんとも爽やかな春の風景に心奪われ

目次朝夕の風は冷たいが、昼はポカポカの春ということは、すぐそこに夏だから、そりゃ、暖かいよね(笑い) それにしても、すがすがしいよね、この風景… なんでこんなに曖昧なんだろうね… この予約制というのも …

広告


 

名前:クボッチ

写真好き トレンドを中心に書いていきます