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緋衣崑崙花を見てつい連想してしまった西遊記、玄奘三蔵インドへの旅

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ヒゴロモコンロンカ
漢字で書くと
緋衣崑崙花

まさに法衣を着た花だねヒゴロモコンロンカ
漢字で書くと緋衣崑崙花。

崑崙とは、崑崙山脈のこと。
中央アジア地域にある約3000キロに及ぶ大山脈で標高6000メートル以上の山が200峰以上連なっている。

崑崙山脈は中国西部にある山脈で、西遊記の舞台

新疆ウイグル自治区タクマラカン砂漠の南、チベットの北部、中国の西部にある山脈をいうらしい。

この道は、孫悟空の玄奘三蔵が経典を求めてインドへ旅した道で、途中に、天空の湖(青海省)などがある。
僕も、手前の蘭州(ラーメン発祥の地)までは行ってるんだけどね。

蘭州の肉ラーメンが、日本のラーメン(志那そばの原型)?

両手で延ばしたり、刀で削って鍋に入れるラーメンとか、甘くない善哉の中に入っている麺とか、いろんなの食べたよ。
日本のラーメンは、ここの、肉ラーメンが原型らしい。

それは置いといて

花の名前から連想するのは、やっぱり三蔵法師と孫悟空

緋衣、崑崙山脈とくれば、やっぱり玄奘三蔵だよね。
孫悟空、
なんでこんな険しい道をと思って調べたことがあったが、やっぱり国境を超えるということはご法度だから、密かな道を通ったんだね。

旅と旅行は大違い。旅は過酷なものである

玄奘三蔵が長安を出たのが、629年。
それから16年…
645年に
「自分は蜜出国者として処罰されていいから、持ち帰った経典、教義、仏具などは生かしてほしい」
そういう内容の手紙を国境から皇帝に送っているので、帰国するまでには、それから数年はかかっていると考えると、約20年に及ぶ旅だったと思うのである。

日本で最もポピュラーな経典般若心経は、玄奘三蔵が持ち帰ったもの

日本でもスッカリ有名になった「般若心経」は玄奘三蔵が持ち帰ったもの(もうひとつ鳩摩羅什の般若心経)というのもある)らしい。

僕も花で宇宙観を表して、「写真集・般若心経「(まめしば書房)を電子書籍で出版した(写真)よかったら見て下さい。

まめしば書房 kinddle amazonnで販売

写真を撮っていると、いろんな発見がある。

面白いね、偶然出会った花に気をとめ、名前を見ると、緋衣崑崙花。
そこから、いろんな連想が…
だから情報というのは、例えるならば、お風呂に水が溜まってオーバーフローするくらいないとね、
例えばそこに、青いインクがポツリと落ちると、それに関連するものがサーと集まってきて、何か形ができる、そのくらいあって、初めて役立つのだということを実感した。
見たり、聞いたり、話したり、体験したり…
日々の暮らし方が問われるのが情報量。僕の場合はちょっと、否、随分さむいけど…

 

 

 

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